ボスニア・ヘルツェゴビナ向け技術協力プロジェクト討議議事録の署名:国家森林火災情報システム(NFFIS)と Eco-DRRによる災害リスク削減のための能力強化プロジェクト

2023.12.22

国際協力機構(JICA)は、2023年12月21日、サラエボにて、ボスニア・ヘルツェゴビナ政府との間で、技術協力プロジェクト「国家森林火災情報システム(NFFIS)とEco-DRRによる災害リスク削減のための能力強化プロジェクト」に関する討議議事録(Record of Discussions: R/D)に署名しました。

JICAはこれまでも、西バルカン協力イニシアティブの一環として、北マケドニア、コソボ、モンテネグロに対して、「国家森林火災情報システム」の導入と「NbS-DRR」の実証を通じた、各国の災害リスク軽減の為の体制強化を行っております。

本案件においても、ボスニア・ヘルツェゴビナの災害リスク軽減の為の体制強化に貢献するとともに、西バルカン諸国で展開する他案件との協力を通じ、地域内の連携、対策強化に貢献してまいります。

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署名式の様子1

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署名式の様子2

案件基礎情報

国名 ボスニア・ヘルツェゴビナ
案件名 国家森林火災情報システム(NFFIS)と Eco-DRRによる災害リスク削減のための能力強化プロジェクト
実施予定期間 60カ月
実施機関 治安省、ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦市民保護局、 スルプスカ共和国市民保護局、ブルチコ行政区公共保安局
対象地域 ボスニア・ヘルツェゴビナ全土
事業概要 森林火災の予防・早期警戒のための国家森林火災情報システム(NFFIS)と「生態系を活用した防災・減災 (Eco-DRR)」の実証を行うことにより、森林火災やその他の自然災害の予防と 軽減のための公的機関の能力強化を図り、もって、ボスニア・ヘルツェゴビナ の統合的な危機管理能力の強化に寄与するもの。

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