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- 森から世界を変えるプラットフォーム主催セミナー「森林減少・劣化に繋がらない農業を目指す動きと今後の展望」
この度、森から世界を変えるプラットフォーム事務局主催により、以下の通りセミナーを開催いたしました。
世界の森林の減少・劣化に農業は大きく影響しています。このような中、森から世界を変えるプラットフォーム主催で2022年10月11日に開催した「森林の減少・劣化の現状と農業セクターの取組から学ぶ対策」(注1)セミナーにおいては、森林の減少・劣化に繋がらない環境負荷の少ない農業に関して、具体的な取組事例を紹介しながら議論を行いました。
本セミナーにおいては、より広いスケールで、森林減少・劣化に繋がらない農業に向けた国際的な動きや今後の展望について知見や理解を深めることを目的としております。
具体的には、2022年12月に欧州連合(以下、「EU」)で合意されたデュー・ディリジェンス義務化規則(大豆、牛肉、パーム油等のコモディティをEU市場に供給する業者に対し、当該コモディティの生産・流通が、森林減少・劣化を生じさせていないことを確認する「デュー・ディリジェンス」を義務付けるもの)を一つの例として、環境、農業を含む各セクターの関係者の皆さまに、このような動きをどのように受け止めているのかについてお話を伺い、農業と森林保全の両立に向けてどのような展望があるか等についてディスカッションを行いました。
開催概要
1.開催日時
3月1日(水)13:00~15:00
2.テーマ
森林減少・劣化に繋がらない農業を目指す動きと今後の展望
3.プログラム概要
導入プレゼンテーション
山中 潤氏(JICA地球環境部森林・自然環境グループ)
大規模農業による森林減少・劣化の現状、EUのデュー・ディリジェンス義務化規則の内容、その他の森林減少防止に向けた取組等について紹介
パネルディスカッション
EUのデュー・ディリジェンス義務化規則等の国際的な動向に関し、各パネリストの見解を伺い、農業と森林保全の両立に向けてどのような展望があるか等について議論する
講師(パネリスト):
- 相馬 真紀子氏(世界自然保護基金(WWF)ジャパン 森林グループ長)
- 山ノ下麻木乃氏(地球環境戦略研究機関(IGES) 生物多様性と森林領域ジョイント・プログラムコーディネーター)
- 小林寛史氏(アジア農業協同組合振興機関(IDACA)常務理事)
ファシリテーター:
- 三次啓都氏(JICA国際協力専門員)
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