【開催報告】中南米・カリブ地域ビジネスセミナー「進出企業に聞く!中南米・カリブ地域の魅力とビジネスチャンス」と座談会を開催しました!

2024.04.02

(4月22日更新:動画、発表資料(JICA Biz)掲載)

ASEANの約2倍に匹敵する経済市場を有し、親日的な国が多いことでも知られる中南米・カリブ地域。しかしながらアジア地域と比べ進出を検討する日本企業は多くありません。そこで、現地ビジネスに精通するコンサルタントとJICAのビジネス支援事業を活用し現地でビジネスを行っている企業3社を招き、中南米・カリブ地域の市場としての魅力とビジネスチャンスとなる多様な社会課題を知ることができるセミナーと座談会を3月19日(火)に開催しました。
当日は対面とオンライン合わせて約170名にご参加いただきました。

※公開の動画は第一部 基調講話・JICAのビジネス支援事業紹介・JICAのビジネス支援事業活用企業によるパネルディスカッションのみになります。
 

第一部 基調講演・JICAのビジネス支援事業紹介・パネルディスカッション

■基調講話
最初に中南米・カリブ地域地域の魅力やビジネスチャンスを知っていただくためにBrazil Venture Capitalの中山充氏による基調講話が行われました。市場規模の大きさや経済発展のポテンシャル、社会課題や注目の産業などをお話しいただき、参加者の方からは「中南米市場の近未来の規模や購買力を知り改めて同地域への注力が必要であることを再認識できた」「中南米でのビジネス状況の概要がつかめた」「現地で長期間ビジネスをしている方の話なので役に立つ情報が多かった」等のコメントを頂きました。

基調講話の様子

■JICA のビジネス支援事業紹介
同地域へ進出する際に活用できるTSUBASA中小企業・SDGsビジネス支援事業についてJICAより紹介しました。

JICAのビジネス支援事業紹介の様子

JICA のビジネス支援事業活用企業によるパネルディスカッション
株式会社Bace 山下貴嗣氏、株式会社栄組 佐々木栄洋氏、株式会社Singular Perturbations 梶田真実氏の3名が中南米地域に進出した理由や魅力、ビジネス進出の際の苦労した点、また、「中小企業・SDGsビジネス支援事業」 と「TSUBASA」の支援事業の活用、使い分けによるビジネス化に向けた調査事業のポイントをお話しいただきました。

パネルディスカッションの様子

第二部 座談会・交流会

パネルディスカッションに登壇した3社による座談会。参加者は自由に座談会の場所を行き来しゲストの3名に、カカオ豆の品質はどのように担保しているのか、具体的にどのような手順を踏んで現地企業にアプローチをしていったのか、提案製品の価格と性能のバランスをどのように取ったのか等、セミナー参加者と登壇企業が近い距離でざっくばらんな質疑応答がなされ盛況でした。

座談会の様子(株式会社Bace 山下様)

座談会の様子(株式会社栄組 佐々木様)

座談会の様子(株式会社Singular Perturbations 梶田様)

座談会中は、参加者同士や登壇者との名刺交換等の自由な交流だけでなくJICAのビジネス支援事業についても相談、質問ができるブースも設けました。参加者アンケートからも「当社もJICA事業を利用できるかもしれないという可能性を感じた。」等とのお言葉をいただきました。

交流会の様子

JICAのビジネス支援事業相談ブースの様子

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