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エクアドル国

※本頁は民間連携事業にご関心ある企業様向けのページです。

(最終更新:2026年7月)

事務所メッセージ

1991年、JICAはエクアドルに拠点を構え、当初は青年海外協力隊事業を中心に協力を進めてきました。その後35年にわたり、技術協力、円借款、民間連携事業(海外投融資、JICA Biz)など、多様なスキームを通じて協力を拡大しています。皆様が持つ技術・製品等を活用し、エクアドルが抱える経済・社会・環境の課題解決に貢献出来るかも?と思われるところがありましたら、気軽にJICAエクアドル事務所までご相談ください。

エクアドルってどんな国

政治・経済

赤道直下に位置するエクアドルは、太平洋に面し、北はコロンビア、東・南はペルーと接する南米の国です。面積は本州と九州を合わせたほどで、人口は約1,800万人。2000年以降は米ドルを法定通貨として使用しています。輸出構造を見ると、石油が依然として重要な位置を占める一方、非石油分野では農水産物の存在感が大きく、農業は多くの雇用を支える基幹産業です。日本向け輸出では、エビ、カカオ、バナナ、花卉、魚介類などが主要品目となっています。

エクアドルの産業

農産業を軸とした高付加価値化の可能性

エクアドルの非石油産業において、農業は国の経済と雇用を支える重要なセクターです。特に、カカオ、コーヒー、バナナ、花卉などは国際市場で高い評価を受けています。
一方で、農産業の生産者の多くは小規模であり、
 ● 品質の安定化
 ● 精製・加工技術
 ● 中間製品での高付加価値化
 ● ブランド化・ストーリーづくり
 ● 国際基準や認証対応
といった点で課題を抱えています。これらの分野は、日本の中小企業やスタートアップが持つ技術・ノウハウとの親和性が高く、中小企業支援と産業高度化を同時に進められる分野といえます。また、エクアドルは世界最大級のエビ輸出国でもあり、エビ養殖は重要な外貨獲得産業です。水質管理、疾病対策、環境負荷低減、トレーサビリティといった課題に対して、水産技術・環境技術・DX分野において日本企業の参画余地があります。

これまでJICAエクアドル事務所では、カカオ産業をはじめとする農産品の高付加価値化・品質管理、トレーサビリティシステム・バイオプラスチック等の技術導入を通じ、民間連携事業を積極的に推進してきました。こうした経験を踏まえ、現在はカカオ産業に加えて、スペシャルティコーヒー分野における中小生産者・中小企業支援に注目しています。

エクアドルは、標高差のある多様な地形と気候条件を活かし、高品質なスペシャルティコーヒーを生産できる潜在力を有しています。一方で、国家主導ではなく、小規模生産者や中小企業が独自に活動していることから、品質管理、付加価値向上、マーケティング、輸出対応などに課題を抱えています。これらの課題は、日本企業が強みとする品質管理技術、加工技術、データ活用、ブランド構築、販路開拓のノウハウが大いに活かされる分野です。

また、農産品の加工・保管・流通の高度化を進める上では、再生可能エネルギーの導入やエネルギー効率の改善を通じた電力の安定供給という課題があります。とりわけ地方部を中心に、送電網の信頼性向上、変電設備の更新・高度化、発電設備の運用改善といった電力インフラ整備のニーズが高まっています。これらの課題は、日本企業が強みを有する分散型再生可能エネルギー、エネルギー管理システム、省エネ機器などの活用が期待される分野です。

皆様の技術・製品・サービスが、エクアドルの中小生産者・事業者の発展や地域経済の活性化に貢献できる可能性があります。

自然と環境

エクアドルは、世界でも有数の生物多様性を有する国であり、アンデス山脈、アマゾン熱帯雨林、沿岸部、ガラパゴス諸島という多様な自然環境を抱えています。農業・水産業の発展においても、環境保全と持続可能性の両立が重要な政策課題となっています。スペシャルティコーヒーやカカオにおいても、環境配慮型生産、持続可能なサプライチェーン構築が国際市場で求められており、日本の経験・技術の活用が期待されています。

自然災害とレジリエンス

エクアドルは地震、火山噴火、洪水、干ばつ、地滑りといった自然災害リスクを抱える国でもあります。農業・エネルギー・インフラ分野においても、防災・減災の視点を組み込むことが不可欠です。JICAでは、日本が長年培ってきた防災・減災の知見や技術を生かした協力の可能性を重視しています。防災・減災・気候変動対応の分野においても、日本企業の技術・経験がエクアドルの持続的発展に貢献できる余地は大きいと考えています。

お問い合わせ窓口

JICAエクアドル事務所 民間連携事業担当
ec_oso_rep@jica.go.jp
民間連携事業担当
加藤 崚汰(kato.ryota▲jica.go.jp)
松本 博富(matsumoto.hirohisa4▲jica.go.jp)
※「▲」を「@」に置き換えてください。

最新トピック

国際カカオ・チョコレートフェア「CHOKAO 2026」
日程:2026年8月25日(火)~27日(木)
場所:グアヤキル(UEES コンベンションセンター)
主催:ANECACAO(エクアドル全国カカオ輸出業者協会)

Aqua Expo Guayaquil 2026(※水産分野)
日程:2026年10月19日(月)~22日(木)
場所:グアヤキル
内容:エビ養殖を中心とした国際展示会

XII Macrorrueda – Ecuador Origen del Cacao」
(11月開催、輸出志向・国際バイヤー招聘)
2026年国際版(PRO ECUADOR主催)

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