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- JICA人間開発部 子どもたちに質の高い教育を届けるJICAの基礎教育協力
JICAの基礎教育協力
JICAは、1960年代から現在までに、約150ヶ国以上で教育協力を行ってきました。
教育はすべての人が等しく享受すべき基礎的権利です。JICAは、これまでの日本の教育経験に基づき、開発途上国への教育協力を1960年代から始め、現在までに約150か国以上で支援をしてきています。
国際協力に関係する皆さんだけでなく、一般の方にも、JICAが取り組んでいる教育協力について、広く知っていただけるように、また、JICAのこれまでの基礎教育支援での歩みとともにJICAがどのように教育協力を行っているのかを分かりやすく動画で伝えることを目的として、JICA-Netマルチメディア教材「一人ひとりが生き生きと輝く、質の高い教育を ~JICAの基礎教育協力~」を作成しました。
難しいことを簡単に、わかりやすく伝える工夫
教材では、まずJICAの教育協力の変遷について図を用いて解説後、世界が直面する教育の課題を取り上げています。そしてSDGsゴール4「質の高い教育をみんなに」達成の貢献ためにJICAが掲げた基礎教育協力における3つの方針、「教科書や教材開発を中心とした学びの改善」「地域のコミュニティと学校の協働」「誰ひとり取り残さない教育の提供」とその実際の取り組み事例を紹介しています。
JICAの基礎教育協力の3つの方針の一つ、「地域のコミュニティと学校の協働」の例。
現地の様子をなるべく伝えられるように、過去のプロジェクトの写真や動画を多く取り入れています。
動画制作にあたり、紙ベースだとどうしても伝わりづらいクラスターの説明を、いかに簡単に伝えるかということがポイントでした。
そのためにも担当の専門員から直接お話しいただくこととし、専門員とも難しいことを、どのように簡単に且つ短く伝えられるかという、その打合せのプロセスも重要だったように思います。
また、現地の様子をなるべく伝えられるように、現地の動画・写真を盛り込むこととし、これまで案件ごとで作成していた動画や写真の活用の場にもなりました。
広報や研修、イベント等で活用
本教材は、15分程度とコンパクトに内容がまとまっているため、様々な場面での活用が可能です。
広報誌等で宣伝をすることはもちろんですが、課題別研修での事前視聴(JICA-VAN※にも掲載)や、関係者が集まるイベント(コンサルタント勉強会、能力強化研修等)で開始前後や休憩時間にビデオをかけ流しにしつつ宣伝する等ができればと考えます。
また、今回、英語、フランス語、スペイン語の3言語へも翻訳しましたので、特に在外のナショナルスタッフやカウンターパートにも届くように、在外事務所へも宣伝していきたいと思っています。本教材によって、より多くの方々にJICAの教育協力を知ってもらい、理解を深めるきっかけとなれば幸いです。
- ※JICA-VAN(JICA Virtual Academy & Network)とは、すべてのJICA事業の関係者や受益者が継続的な相互学習・ナレッジ共有を行うプラットフォームのことで、LMS(学習管理システム)とSNSにより、国際協力に関係する人材の学習とネットワーク化を目指すものです。
人間開発部
基礎教育グループ
このページで紹介している教材
一人ひとりが生き生きと輝く、質の高い教育を ~JICAの基礎教育協力~
JICAが取り組んでいる教育協力について、多くの皆さんに知っていただけるように、分かりやすい動画を作成しました!
JICAのこれまでの基礎教育支援での歩みとともにJICAがどのように教育協力を行っているのかを分かりやすく動画で伝えることを目的としています。
作成者・監修者:JICA基礎教育グループ
- 日本語版
- 英語版
- フランス語版
- スペイン語版
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