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ジブチにて、JICAプログラム修了生や新規研修員が、充実した留学体験などの共有を通じて交流を深めました!

2024年9月19日、ジブチ帰国報告会 兼 新規研修員壮行会(ABEイニシアティブ・SDGsグローバルリーダー、資源の絆生対象)を、JICAジブチ事務所主催で、現地対面形式で開催しました。

開会の挨拶では、原 圭一 ジブチ共和国駐箚特命全権大使より、ジブチ出身の修了生や研修員と交流できる機会に対する喜びが表明され、また、本イベントが参加者同士の親交を深め、日本とジブチの関係が、今後より一層強化されるきっかけになることへの期待が述べられました。

続くセッションでは、直近にプログラム参加を終えたばかりの5名の修了生が、日本での経験や学びに加え、今後の日本との共創についての考えを発表しました。さらに、数日後に日本へと旅立つ新規研修員へのアドバイスとエールを送りました。

SDGs (2021) プログラム修了生 Abdillahi AHMED ADEN氏のプレゼンテーション

登壇者に質問する参加者

修了生たちからのエールを受けて、今秋、日本での留学生活を開始する新規研修員3名は、日本での生活や研究に対する期待を語り、日本とジブチの架け橋として、両国の関係強化への貢献に対する決意を表明しました。

閉会の挨拶では、まず、ジブチJICA帰国研修員同窓会会長 Abdoulkader Aden Elmi氏より、JICAの長期研修プログラムが同国の発展に大いに寄与していることに対して謝意が述べられ、新規研修生への温かい激励のメッセージが送られました。続いて、JICAジブチ事務所 金田所長から本イベントの参加者への感謝の意が表明され、今回のイベントが参加者にとって今後の活躍に大いに役立つ機会になることを願っている旨が述べられました。

参加者たちの様子

集合写真

今回のイベントを通じて、アフリカと日本の絆がさらに深まり、今後のビジネス展開に向けた新たな一歩を踏み出すきっかけとなりました。

JICAは引き続きJICA長期研修プログラムの研修員や修了生のサポートを続けながら、ネットワーク強化と日本との連携を促進し、アフリカと日本の架け橋となる、より多くの人材育成に尽力していきます。

【実施概要】
・ジブチ帰国報告会兼新規研修生壮行会
・開催日:2024年9月19日(木)
・主催 :JICAジブチ事務所
・場所 :シェラトンジブチホテル

【登壇者】
・原 圭一(ジブチ共和国駐箚特命全権大使)
・金田 雅之(JICAジブチ事務所長)
・Abdoulkader Aden Elmi (JICAジブチ帰国研修員同窓会会長)
・Moustapha Mohamed Ali (KAKEHASHI Africaジブチ・カントリーマネジャー)
・Fozia Fayib Egueh(ABE 5バッチ)
・Abdek Mahamoud Abdi (ABE 7バッチ)
・Abdillahi Ahmed Aden(SDGs 2021)
・Houssein Habib Mohamed(ABE 8バッチ)
・Fatouma Mohamed Aden (SDGs 2022)
・Abdoulsamad Guedi Omar(SDGs 2022)
・Mariam Ali Mahamad(SDGs 2024)
・Houssein Farah Yabeh(SDGs 2024)
・Sagal Osman Abdi(ABE 11バッチ)

【プログラム概要】
 9月19日(木)
・開会の挨拶
 ジブチ共和国駐箚特命全権大使 : 原 圭一
・ABEイニシアティブ・SDGsグローバルリーダー帰国研修員による発表
・ABEイニシアティブ・SDGsグローバルリーダー新規研修員による発表
・ABEイニシアティブOBによる発表
・KAKEHASHI Africaジブチ・カントリーマネジャーによる発表
・閉会の挨拶
  JICAジブチ帰国研修員同窓会会長 : Abdoulkader Aden Elmi
  JICAジブチ事務所長 : 金田 雅之

<対象プログラム>
・アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ(ABEイニシアティブ) :
アフリカの若者を対象に日本の大学での修士号取得と日本企業などでのインターンシップの機会を提供するプログラム

・SDGsグローバルリーダー :
発展途上国の、主に公共政策・行政・経済分野において、持続可能な開発課題に取り組むための政策立案・実施に貢献することが期待される若手・中堅の政府関係者、研究職志望の人材対象の修士号取得のプログラム