富山県から2名が全国表彰に出席! ~JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト~

2024.03.18

 JICAでは毎年、中学生・高校生を対象に国際協力エッセイコンテストを実施しています。2023年度のテーマは「地球に生きる私たち~未来へつなげるために~」でした。今年度、中学生の部は17,439作品、高校生の部は20,153作品、総数37,592作品ものご応募をいただきました。富山県内の学校からも多数の応募があり、6名5団体が受賞しました。ここでは、2月17日に東京で行われた全国表彰に出席したお2人をご紹介します。

全国表彰は「一生の思い出」

 審査員特別賞を受賞した山本耕太郎さんは、学校生活での親友とのエピソードを起点に、いじめや戦争について考え、お互いを認め思いやることの大切さをエッセイに綴りました。表彰式では、中学生の部の審査員“尾木ママ”こと尾木直樹さんや全国から集まった受賞者との交流が刺激になったそうで、「一生の思い出になった」と胸を弾ませた様子で話していました。国際ボランティアにも興味があるという山本さんに将来就きたい職業を聞いてみたところ、はみかみながらも「保育士です」と、しっかりとした口調で答えてくれました。外国とつながりのある子どもたちも過ごしやすい、多様な保育環境をつくるのが夢だそうです。

中学生の部 審査員特別賞
高岡市立牧野中学校 2年 山本 耕太郎さん
タイトル「僕の大切な親友」

全国表彰後に実施された座談会メンバーと (山本さんは2列目右端)

全国表彰後に実施された座談会メンバーと
(山本さんは2列目右端)

地球の未来は私たちにしか守れない

 渡邊結衣さんは、国際協力特別賞を受賞し、全国表彰の晴れの場に参加しました。他道府県から集まった生徒との交流が印象に残っているそうです。エッセイには、地球が抱える課題に危機感を持ち、温暖化防止につながる活動に対し主体的に取り組んでいる様子が描かれています。「誰かひとりが解決策に取り組めばいいのではなく、みんなで考えないと意味がない」という強いメッセージが伝わる内容です。学校生活ではボランティア委員に所属し、自ら委員長に手をあげるなど、活発な中学校生活を送りました。高校生になってもぜひSDGs推進リーダーとしてご活躍ください!

中学生の部 国際協力特別賞
射水市立小杉中学校 3年 渡邊 結衣さん
タイトル「私たちができること、すべきこと」

全国表彰後に実施された審査員長(尾木ママ)との座談会の様子(渡辺さんは左端)

2月17日に開催された 全国表彰に参加した入賞者の皆さん(中学生の部)

2024年度のエッセイコンテストについて

 来年度も同エッセイコンテストの実施が決定しました。日頃の学びや気づきを綴った作品を楽しみにしております。なお詳細は関連リンクより、ご確認をお願いいたします。

*2023年度の入賞者については こちら をご覧ください

※2024年度の実施については こちら をご覧ください

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