北陸3県でJICA海外協力隊 春募集説明会を開催しました!
2025.06.11
JICAでは「JICA海外協力隊」の募集期間中に説明会を開催しています。今回は、2025年3月21日から5月9日まで実施していた春募集の説明会の様子をお届けします!
説明会は富山県・石川県・福井県にて開催し、各会場とも多くの方々にご参加いただきました。参加した皆さまの、関心の高さを肌で感じられる、充実したイベントとなりました!
富山会場では、ザンビア・ウガンダに派遣された自動車整備の隊員、パラグアイに派遣された助産師の隊員、ホンジュラスに派遣された青少年活動の隊員、計3名が登壇しました。体験談を交えたトークセッションが大好評で、派遣国での生活や活動のリアルな様子に加え、「日本でお仕事をされている中でどのように応募されたのか」、「何がきっかけで協力隊に参加したのか」などなど…海外協力隊参加の経緯を深堀りする質問が多く出ました。
石川開催1回目は休日にもかかわらず、学生や社会人の方々が多数参加されました。ブース形式で個別相談も行い、参加者それぞれの関心や疑問にしっかり対応できました。メキシコに機械工学分野で派遣された隊員、ルワンダ、スーダンにコミュニティ開発で派遣された隊員、インドネシアに手工芸で派遣された隊員が登壇しました。3名の登壇者から協力隊体験談を聞いた参加者の1人は「なんとなく興味があるという理由のみで、今回の説明会に参加したのですが、話を聞いていると想像以上に海外協力隊の活動が面白そうだなと興味が持てました」と感想をおっしゃっていました。
石川県では募集説明会を2回実施。平日夜の会にも多くの方々に参加していただきました。登壇したのは、マラウイに理学療法士で派遣された隊員と、セネガルに体育で派遣された2名の隊員です。参加者の疑問や不安に、協力隊経験者ならではの視点から回答することで、楽しく学びある時間になったと思います。「いろいろな活動の話を聞くことができ、楽しかったです」というお声もいただくことができました。
福井では募集説明会に初めて参加される方が多く、海外協力隊の概要や応募プロセスに関する基本情報を丁寧にご案内しました。登壇されたのは、ミクロネシアに小学校教諭で派遣された隊員、バングラデシュに感染症対策/プログラムオフィサーで派遣された隊員、ニジェールに野菜栽培で派遣された隊員の3名です。登壇した3名は、参加者の様々な悩みに真摯に向き合い、自分なりの言葉で応募への後押しをしていました。
終了後のアンケートでは、いろいろな話を聞いて「ワクワクする感覚があり、応募を後押ししてくれた気がします」との声や、「体験談を直接聞いたり、その他細かい心配事にも答えてくださって、現地の働きのイメージが深まりました」など、多くの感想が寄せられました。
説明会を通して、多くの方が「自分にもできる国際協力」を具体的にイメージすることができた様子でした。北陸三県から世界に羽ばたく新たな協力隊員が、今後誕生していくことを楽しみにしています!
次の募集期間は、2025 年 9 月 12 日(金)から 2025 年 10 月 14 日(火)までを予定しています。引き続き、JICA北陸ではJICA海外協力隊に関する情報発信を行ってまいります。また、個別相談は随時受け付けています!今回の募集説明会の参加できなかった方も、個別相談やSNSなどでぜひ情報をチェックしてみてください!
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