jica 独立行政法人 国際協力機構 jica 独立行政法人 国際協力機構

【企業展示at JICA関西ロビー】ハイテック株式会社 高品質な地盤情報の取得技術により安全な道路設計・施工、防災に貢献

掲載日:2026.07.09

イベント |

JICA関西では、1階ロビーにおいて、JICAの事業を活用して開発途上国の課題解決に取り組む企業の活動を紹介しています。2026年6月中旬から12月中旬までの期間は、ハイテック株式会社(以下、「ハイテック」)の技術とインドネシアでの取り組みを紹介しています。

ハイテックとJICA

ハイテックは、大阪に本社を置く、地盤調査・ボーリング(掘削)技術の専門企業です。
同社は、JICAの「中小企業・SDGsビジネス支援事業(JICA Biz)」を活用し、2023年9月から2026年2月まで、インドネシアにおいて地質調査技術の実証とビジネス化にむけた取組を実施しました。
事業では、安全なインフラ整備に欠かせない地盤情報の精度向上を目指し、現地での実証活動や調査を行いました。

ハイテック×防災・減災・国土強靭化

ハイテック独自の「ハイブリッドボーリング工法」は、従来のボーリング工法では把握が困難であった地盤構造を高い精度で“見える化”することで、防災・減災やインフラの強靭化に貢献する技術です。これにより、追加工事の減少によるコスト軽減や工事現場の安全性向上、災害リスクの事前把握が可能になります。
JICA Bizを活用したインドネシアでの調査では、インドネシアの地盤条件においても同工法の有効性が確認され、「予防型」インフラ整備の考え方に基づき、インドネシアにおけるボーリング技術のガイドライン整備や、同社工法に関する国家規格への登録が進めば、技術の普及が制度面からも後押しされ、インドネシア全体の防災力強化にもつながることが期待されます。

展示の見どころ

本展示では、ハイテックの地質調査技術を「見る」「知る」「学ぶ」の3つの視点からご紹介しています。

・ 映像で「見る」高度な地盤調査技術
  
インドネシアで実施されたJICA Biz事業の様子を動画で紹介しています。
  ボーリング(掘削)調査の工程や、独自技術「ハイブリッドボーリング工法」の特徴を、現場の映像を通じて直感的に
  理解 することができます。

・ 実物と模型で「知る」地中の世界と調査のしくみ
  実際の調査で採取されたコア(地中試料)や、ボーリング調査に使用されるコアチューブの模型を展示しています。
  普段は目にすることのない地中の層構造や断層の様子を観察できるほか、どのように地中から試料が採取されるのかを
  具体的に知ることができます。

・ 解説で「学ぶ」地盤調査の重要性
  ポスター展示では、地盤調査がインフラ整備や防災・減災に果たす役割を紹介しています。
  正確な地盤情報が安全性やコストにどのように影響するのかを体系的に学ぶことができます。

7月には館内のJICA関西食堂で、インドネシアにちなんだ料理を提供予定です。
展示とあわせて、インドネシアの文化や暮らしにも触れていただければ幸いです。みなさまのご来場をお待ちしています。


関連リンク