JICA海外協力隊2023年度1次隊 自治体への派遣前表敬及び帰国表敬を実施しました

2023.08.04

JICA海外協力隊2023年度1次隊46名が7月3日(月)~7月14日(金)に関西2府4県(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)と30市(注1)に、派遣前表敬訪問を行いました。それに伴い、8名の帰国隊員が大阪府・大阪市・兵庫県・神戸市の表敬訪問で帰国後報告も行いました。

2023/7/3 大阪府庁

2023/7/5 奈良県庁

2023/7/11 京都府庁

2023/7/12 滋賀県庁

2023/7/12 和歌山県庁

2023/7/14 兵庫県庁

JICA海外協力隊として派遣される隊員は 、出発時に住所のある都道府県と市区町村の自治体(注2)へ、公式行事としてご挨拶(以下表敬訪問)を行います。表敬訪問で派遣に向けた意気込みをお伝えすることで、地域を代表して派遣されることへの再認識と自覚を深める大切な機会となっており、今回の表敬訪問も、表敬訪問先の自治体の皆様が、隊員一人一人に関心を寄せてくださり、あたたかく送り出してくださいました。
面談の中では、志望動機を聞かれることが多いのですが、今回も「阪神大震災で多くの人たちからボランティアを受けて助けてもらった兵庫県出身なので、人の役に立ちたい、社会に貢献したいという意識が芽生えた」、「自身のケガの経験から、やりたくてもできない、頑張りたくても頑張りにくい環境の人たちの味方になりたい」など志望に至るきっかけはさまざまで、一人一人の思いを聞くことができ、心を揺さぶられました。中にはコロナ禍で派遣が中止になり再応募で派遣される隊員もいて、協力隊の活動への熱い気持ちが伝わってきました。
コロナ禍でオンライン化が進んだおかげで、活動の幅も広がり、派遣中に現地と日本の教育現場や地域とをリアルタイムでつなぎ、自身の活動を発信したいという声が多かったのも印象的でした。
また、大阪府・大阪市・兵庫県・神戸市では、帰国隊員の帰国後表敬訪問も同時に行いました。帰国した隊員の生の声は自治体の皆様にも、同席した派遣前の隊員にも好評でした。未知の国での体験談に、熱心に耳を傾けてくださる自治体の方々の反応や、刺激を受けたり安心できたりしたという派遣前隊員の様子を見ると、帰国隊員の頼もしさを感じました。
今回も多数のメディアからの取材もあり、JICA海外協力隊に関心を寄せてくださることをありがたく思います。
ご対応いただいた自治体の皆様に心から感謝するとともに、2023年度1次隊の皆さんの任国でのご活躍と、帰国後報告をしてくださった隊員の皆さんのますますのご活躍を心よりお祈りいたします。

(注1)
・滋賀県:大津市、竜王町、愛荘町
・京都府:京都市、福知山市、宇治市、宮津市、城陽市、京田辺市
・大阪府:大阪市、堺市、吹田市、高槻市、茨木市、大東市、摂津市、交野市
・兵庫県:神戸市、姫路市、明石市、西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、川西市、三田市
・奈良県:奈良市
・和歌山県:和歌山市、田辺市、湯浅町
(注2)
・勤務先の住所地などに変更する場合もあります。

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