【体験型展示を新設!】株式会社京都科学(企業展示 at JICA関西ロビー)

2024.06.27

JICA関西では、1階ロビーにおいて、JICA事業の活用実績をお持ちの企業様と共に開発途上国の課題解決に貢献する製品・サービスやそのビジネス展開に向けた取り組みをご紹介しています。2024年5月下旬から11月中旬までは、株式会社京都科学(以下、「京都科学」)の製品展示や紹介を行っています。

京都科学とJICA

京都科学は、京都府京都市に本社を置き、「ものづくりで教育に感動を」をモットーに、医師、看護師、放射線技師など医療従事者を育成するための教育用教材を製造・開発・販売する企業です。
同社は、開発途上国の課題解決に資する日本の民間企業等のビジネスづくりを支援するJICAの「中小企業・SDGsビジネス支援事業」に採択され、2019年12月から2023年1月まで南米のエクアドルで「UHC(ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ)達成に向けた人材育成のためのシミュレーション教育普及・実証・ビジネス化事業」を実施しました。

京都科学と2025年大阪・関西万博

「2025年大阪・関西万博」に合わせ、兵庫県では、地域の「活動の現場そのもの(フィールド)」を地域の人々が主体となって発信し、多くの人を誘い、見て、学び、体験していただく 「ひょうごフィールドパピリオン」を全県で展開しています。JICA関西も同パビリオンの認定を受け「世界を知って、考えて、行動しよう!~JICA関西訪問プログラム~」と題し、JICAや国際協力に関する展示や体験を実施しており、今回の企業展示もこの取り組みの一環となります。

京都科学は、医療従事者を対象とした教育用教材の製造・販売を通じて万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン(Designing Future Society for Our Lives)」、サブテーマの「いのちを救う」「いのちに力を与える」「いのちをつなぐ」を実践する企業の一つです。
本展示では、日本だけでなく世界でもたくさんの人々の「いのち」に関わっている京都科学の製品を、「みる」、「ふれる」、「きく」という体験を通して、知ることができます。

展示のみどころ

京都科学の展示コーナー

(1)【呼吸音シミュレータ】 本物の聴診器で肺の音を聴いてみよう!
呼吸音聴診シミュレータ「ラング」では、実際の患者さんから録音・編集した様々な症例の肺音を聴くことができます。モニターを見ながら、前胸部、背部の両方にあてて肺の音を聴いてみてください。

呼吸音シミュレータを体験する様子

(2)【写真ブース】 ファントムファミリーになりきって、「SAY CHEESE!」
ファントム(放射線ファントム)とは、人間そっくりの構造で作られたモデルです。赤ちゃんから大人まで、様々な等身大サイズのファントムが、CTやX線(レントゲン)撮影の実習などで使用されており、医療現場での実践に役立っています。
そんなファントムファミリーの顔出しパネルで、ぜひ記念撮影をしてみてください!

顔出しパネルを使用して撮影した写真

関連リンク

株式会社京都科学 ホームページ
JICA「中小企業・SDGsビジネス支援事業」について
「エクアドル国UHC達成に向けた人材育成のためのシミュレーション教育普及・実証・ビジネス化事業」(株式会社京都科学)について
ひょうごフィールドパビリオンについて
「世界を知って、考えて、行動しよう!~JICA関西訪問プログラム~」について
EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト

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