jica 独立行政法人 国際協力機構 jica 独立行政法人 国際協力機構

JICA関西秋祭り2024を開催しました。

2024.12.04

 独立行政法人国際協力機構関西センター(JICA関西)は、2024年10月26日(土)に「JICA関西秋祭り2024」を開催しました。「海外とつながる・人とつながる」をテーマに、普段は国際協力と関わりのない方も自由に参加し、世界とのつながりを実感していただくことのできるJICA関西主催のイベントで、今年で第二回目の開催です。昨年を上回るおよそ1000名の皆様にご来場いただき、ステージパフォーマンスやブース出展、クイズラリーやセミナー、コンサート、外国の方向けの日本文化体験など、盛りだくさんの内容で、会場は大盛況でした。JICA関西のお隣の「人と防災未来センター」が主催するHAT神戸地域の防災訓練イベント「ALL HAT2024」と今年も同時開催し、地域の皆さまが国際協力や世界をより身近に感じてもらえる機会になりました。

イベント・ワークショップ

 国際協力の前線でご活躍されている関西の団体の皆様を中心に、一般のお客様を対象としたセミナーやイベントを開催いただきました。石光商事/OSTI JAPANによる「コーヒーを通じて考える生産国と日本」のセミナーや、神戸市立科学技術高等学校や大阪府立水都国際高等学校の皆さんによる防災やアフリカでの基礎的計算能力向上の取組の発表、“今日から実行できる「世界と繋がる」活動”をテーマにしたワークショップ、ウクライナワークショップ等、お祭りに参加した皆さんが国際協力や世界について考えるきっかけとなりました。また、JICA事業で日本の大学院に留学中のJICA留学生や日本の技術や制度を学びに様々な国から来日している行政官が、自分たちの国の民族衣装を紹介するファッションショーや、各国の観光の専門家が出身国を紹介するバーチャル世界ツアーや物産展も大好評でした。フィナーレを飾ったのは土日基金/ひょうごトルコ友愛基金と公益財団法人兵庫県国際交流協会(HIA)による日本トルコ外交樹立100周年を記念したコンサート。JICA関西のご近所にある神戸市立渚中学校吹奏楽部の皆さんの演奏も華を添え、会場は超満員でした

世界のファッションショー

高校生の防災カードゲームを楽しむJICA関係者

ブース出展、日本文化体験

 講堂では関西で国際協力に関わっている22団体がブースを出展し、海外での活動紹介や、民芸品等の販売、的当て、うちわ作りなどといったお祭りの雰囲気が楽しめる催しでにぎわいました。大人、子ども、そして様々な国の人たちがブースを自由に行き来し、出展者の説明に熱心に耳を傾け、各ブースで楽しみながら、海外とつながる空間となっていました。
 また、JICAを通じて開発途上国から来日している方々に向けて、普段から茶道、書道、華道、着付けといった日本文化体験に協力いただいているふれあいボランティアの皆さんには、秋祭りでも海外の人を対象に日本文化体験プログラムを実施していただきました。

ブース出展でにぎわう講堂

書道を体験!

茶道は日本人の来訪者にも大好評

国際協力70周年記念展示、万博に向けたクイズラリー・私の未来宣言

 図書資料室では2024年に70周年を迎えた日本の国際協力の歴史などを紹介するパネル展示を開催し、開発途上国に対するJICAの取り組みを市民の皆様に知っていただく機会にもなりました。
 また併せて、来年に迫った大阪・関西万博開催を一緒に盛り上げていただこうと、「万博で世界のみんなにこんにちは!」クイズラリーを開催しました。JICA関西内に設置した、世界10か国のあいさつや文化を紹介するパネルから、クイズの答えを探し、全問回答すれば商品をゲットできる企画で、150名以上の皆さんに全てのクイズに回答いただきました。クイズラリーに加えて、昨年度も実施した「私の未来宣言」も開催。100名以上の方に「私が描く『未来の世界』」やそのためにできることを宣言してもらい、より良い未来にむけて自分たちのできることを考えるきっかけにしていただきました。

図書資料室の様子

皆さんから回答いただいた未来宣言

JICA関西では、引き続き市民の皆様とつながるイベントを企画・開催していければと考えております。
また、お気軽にお越しください!

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
一覧ページへ