JICA海外協力隊2025年度1次隊 自治体への派遣前表敬及び帰国隊員による表敬を実施しました
2025.07.24
2025.07.24
これから派遣されるJICA海外協力隊2025年度1次隊52名が、7月7日(月)~7月18日(金)に関西2府4県(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)と33市町(注1)に、派遣前表敬を行いました。また、現地での活動を終えて2025年3月以降に帰国した隊員のうち9名が、2府3県(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県)のほか5市(注2)に帰国後表敬を行いました。
JICA海外協力隊として派遣される隊員は 、出発時に住所のある都道府県と市区町村の自治体(注3)へ表敬訪問を行います。表敬訪問は出発前の隊員にとって、派遣に向けた意気込みを伝えることで、地域を代表して派遣されることへの認識と自覚を深める、大切な機会となっています。今年、2025年は海外協力隊派遣開始から60周年を迎えます。この節目の年に派遣される隊員一人一人に対し、各自治体の首長をはじめとする皆様が関心を寄せ、温かく送り出してくださいました。
これから派遣される2025年度1次隊の隊員は、「派遣中、現地の課題解決に向けた活動に加え、日本の自治体や学校とも繋がった国際理解促進の活動にも取り組みたい」、「ただ技術や知識を伝えるだけでなく、現地の人に寄り添った活動をしたい」などの抱負を述べました。
また、今回派遣される隊員の中には、現職教員特別参加制度にて派遣される現職教員の隊員も11名含まれており、自治体の表敬訪問に併せて所属の教育委員会関係者にも表敬しました。隊員は「限りある活動期間の中で、精一杯、現地の人と活動に取り組みたい」、「帰国後は、協力隊の経験を教育現場に伝え、日本の生徒にも視野や知見を広げてもらいたい」など、それぞれ意気込みを語りました。
52名の隊員が、表敬で皆様から頂いた応援を胸に、間もなく現地へ渡航します。
また、2年間の活動を終え帰国した隊員も活動報告を行ないました。ブラジルから帰国した日本語教育の隊員は、「帰国後は地域で、外国にルーツを持つ児童・保護者の課題解決に向
け、支援したいと考えている」など、活動報告だけでなく、帰国後に予定している社会還元についても報告しました。
今回も多数のメディアから表敬の様子を取材頂き、地域の皆様へJICA海外協力隊を紹介する機会にもなりました。表敬を受け入れて下さった自治体の皆様に心から感謝するとともに、2025年度1次隊の皆さんの派遣国でのご活躍、帰国隊員の皆さんの今後のご活躍を心から期待しています。
(注1)
・滋賀県: 大津市、長浜市、守山市、高島市
・京都府: 京都市、福知山市、京田辺市、木津川市、大山崎町
・大阪府:大阪市、堺市、豊中市、池田市、吹田市、高槻市、茨木市、泉佐野市、寝屋川市、藤井寺市、東大阪市、交野市
・兵庫県:神戸市、姫路市、尼崎市、伊丹市、宝塚市、高砂市、猪名川町
・奈良県:大和郡山市、天理市、橿原市、上牧町
・和歌山県:白浜町
(注2)
・京都府:京都市、城陽市
・大阪府:大阪市、茨木市
・奈良県:橿原市
(注3)
・勤務先の住所地、出身地などの場合もあります。
7月8日(火) 和歌山県表敬訪問
7月8日(火) 京都府表敬訪問
7月9日(水) 兵庫県表敬訪問
7月10日(木) 大阪府表敬訪問
7月14日(月) 滋賀県表敬訪問
7月14日(月) 奈良県表敬訪問
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