JICA海外協力隊2024年度3次隊 自治体への派遣前表敬及び帰国隊員による表敬を実施しました
2025.04.16
2025.04.16
これから派遣されるJICA海外協力隊2024年度3次隊40名が、3月24日(月)~4月11日(金)に関西2府3県(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県)と29市町(注1)に、派遣前表敬を行いました。また、現地での活動を終えて2024年11月以降に帰国した29名の隊員が、京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県のほか7市町(注2)に帰国後表敬を行いました。
JICA海外協力隊として派遣される隊員は 、出発時に住所のある都道府県と市区町村の自治体(注3)へ表敬訪問を行います。表敬訪問は出発前の隊員にとって、派遣に向けた意気込みを伝えることで、地域を代表して派遣されることへの認識と自覚を深める、大切な機会となっています。今年、2025年は海外協力隊派遣開始から60周年を迎えます。この節目の年に派遣される隊員一人一人に対し、各自治体の首長をはじめとする皆様が関心を寄せ、温かく送り出してくださいました。
これから派遣される2024年度3次隊の隊員からは、「技術だけでなく、出身地域の特産品や文化も伝えたい」、「寿命が延びる一方で病気になる人も増えている派遣国において、病気の早期発見へ繋がる技術向上へ貢献したい」などの意気込みを発表しました。40名の隊員は、表敬で皆様から頂いた応援を胸に、間もなく現地へ渡航します。
また、2年間の活動を終え帰国した隊員も活動報告を行ないました。
その中には、2024年のパリパラリンピックにおいて、インドのパラ柔道(視覚障害者柔道)ナショナルチームへ帯同し、インド・パラリンピック柔道勢初の銅メダル獲得に貢献したエピソードや、コスタリカにおいて自身が実践した廃棄物の処理方法が評価され、第一副大統領へ廃棄物管理について講義を行ったエピソードなど、目覚ましい活動成果の報告もありました。
今回も多数のメディアから表敬の様子を取材頂き、地域の皆様へJICA海外協力隊を紹介する機会にもなりました。表敬を受け入れて下さった自治体の皆様に心から感謝するとともに、2024年度3次隊の皆さんの派遣国でのご活躍、帰国隊員の皆さんの今後のご活躍を心よりお祈りいたします。
(注1)
・滋賀県: 大津市、守山市
・京都府: 京都市、舞鶴市、八幡市、京田辺市
・大阪府:大阪市、堺市、高槻市、枚方市、八尾市、河内長野市、和泉市、門真市、島本町、豊能町
・兵庫県:神戸市、姫路市、尼崎市、明石市、西宮市、伊丹市、加古川市、宝塚市、猪名川町
・和歌山県:和歌山市、橋本市、白浜町、上富田町
(注2)
・京都府:京都市
・大阪府:大阪市
・兵庫県:神戸市、宝塚市、西宮市
・和歌山県:和歌山市、白浜町
(注3)
・勤務先の住所地、出身地などの場合もあります。
3月25日(火) 兵庫県表敬訪問(派遣前隊員)
3月25日(火) 兵庫県表敬訪問(帰国隊員)
3月25日(火) 大阪府表敬訪問(派遣前・帰国隊員)
3月26日(水) 滋賀県表敬訪問(派遣前隊員)
4月3日(木) 和歌山県表敬訪問(派遣前隊員)
4月3日(木) 和歌山県表敬訪問(帰国隊員)
4月10日(木) 京都府表敬訪問(派遣前・帰国隊員)
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