大和高田市とJICA関西の共催イベント「大和高田から世界とつながろう」を開催しました!
2025.12.22
「大和高田から世界とつながろう」のイベントが2025年10月5日に開催され、世界のことを身近に感じながら楽しく学べる時間になりました。全体プログラムとJICA関西によるプログラムを紹介します。
10月5日(日)10:00~15:00
9:30~ 開場(JICA動画の上映)
10:00~10:05 開会・本日のプログラム説明
10:05~10:20 アイスブレイク(ボーイスカウト)
10:20~12:30 <室内>世界がもし100人の村だったら(JICA関西)
<屋外>青空ペインティング(子ども未来応援隊)
12:30~13:00 休憩
13:00~13:20 フラダンス(アロハサークル)
13:30~14:30 元JICA海外協力隊、奥田さんの話(JICA関西)
14:30~15:00 ダンスZUMBA(ARI Circle)
~15:00 閉会
※10:00~15:00 展示クイズを開催
・ボーイスカウトの歴史を知ろう(ボーイスカウト大和高田第5団)
・中国古代文字 これはなんという字?(奈良文化高等学校)
・日本語を学ぶ留学生、私のおすすめ(大和国際日本語学院)
・奈良県ゆかりの協力隊展~帰国後の進路~、ウズベキスタンはどんな国?(JICA関西)
「世界がもし100人の村だったら」では、参加者それぞれが世界の一員としてロールカードを受け取り、ゲーム形式で世界の構造を体験しました。意見交換を通じて「自分の視野が広がった」と感じる方も多く、数字や写真だけではわかりにくい現実を、実際に体感することで理解が深まったようです。
奥田さんによる講話では、ドミニカ共和国、ネパール、ホンジュラスの暮らしや課題について、クイズや試食を交えながら楽しく学ぶことができました。「外国に行ってみたい」という声も聞かれ、参加者の興味や関心が広がるきっかけになったと思います。地元での開催だからこそ、数十年ぶりの再会が生まれるなど、人と人とのつながりを感じる場面もありました。
「奈良県ゆかりのJICA海外協力隊展~帰国後の進路~」は、過去に大和高田市役所でも開催されたもので、今回は同市の近隣市町出身の青年海外協力隊員を紹介しました。展示では、ワークショップ「世界がもし100人の村だったら」で講師を務めた林さんや奥田さんをはじめ、協力隊経験者が現地でどのような活動を行ったのか、そして帰国後にどんな仕事に就いているのかを知ることができ、来場者はそれらを通じて、国際協力の魅力や協力隊の可能性を感じられたことでしょう。
また、「ウズベキスタンはどんな国?」コーナーでは、ウズベキスタンの紹介や現地の食べ物・レシピなど展示にまつわるクイズに挑戦していただきました。クイズの正解者には、ウズベキスタンの観光マップや観光写真集、缶バッジをプレゼント。多くの方から「ウズベキスタンへ行きたくなった!」との声が寄せられました。
今回のイベントには、市の登録団体である市民活動団体も多数参加しました。レクリエーションゲームや各国のダンスで会場は大いに盛り上がり、全体が一体感に包まれました。
イベント全体を通して「万博のようだった」という感想も寄せられ、学びと楽しさが詰まった心に残るイベントとなりました。
JICA奈良デスク 福西 真実
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