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「大和高田から世界とつながろう!第2弾」を開催~身近な暮らしから世界とのつながりを考える一日~

2026.10.15

7月5日に大和高田市市民交流センターで「大和高田から世界とつながろう!第2弾~いのちつなぐ循環の輪~」を開催しました。本イベントは、大和高田市、奈良文化高等学校、クロスインテクノ株式会社、JICA関西の4者共催により実施され、当日はあいにくの雨模様にもかかわらず約400名が来場し、会場は終日賑わいを見せました。

ステージプログラムは以下の通りです。
7月5日(日)10:00~16:00
9:30~     開場
10:00~10:05 開会・本日のプログラム説明
10:05~10:35 nonohana-yoga(フロシキヨガ) 
10:40~11:40 SINCE健康サークル(ピラティス・フローミュージックヨガ) 
11:40~12:00 転換&団体・ブース紹介
12:00~13:00 Skyどりーむ(ドローン防災)&休憩
13:00~13:30 奈良文化高校(吹奏楽部)
13:35~14:05 JICA関西(世界とのつながり話)
14:10~14:40 福ちゃん体操教室の軽体操
14:50~15:20 武本佳弥さんの講演(すべてはめぐっている)
15:20~15:30 転換
15:30~16:00 Cherryサークル(ZUMBA)
~16:00 閉会

※下記、参画団体一覧
<1階>
・奈良文化高校生(バスケットボール/バレーボール体験)
・上田消防建設株式会社(ミニ脱出体験と救助袋体験)
・健生会土庫病院/済生会中和病院/DMAT・DICT災害医療派遣チーム/災害時感染制御支援チーム(段ボールベッドとTKB48の紹介)
・SKYどりーむ合同会社(トイドローン操縦体験)
・キッチンカー:①台湾かき氷(かき氷やスムージー)、②コフレ ド エメ(クレープ)
<2階>
・タカエスオート(車のリサイクル雑貨の販売&お絵描き)
・アースレンジャー~地球を守ろう~(土に還る粘土遊び&リユース絵本お渡し)
・ROOP EARTH PROJECT(¥0古着マーケット)
・フードバンク大和高田(ミニゲームコーナー)
・大和高田にほんごがくしゅう(茶道体験&地場産野菜の販売)
・奈良文化高校衛生看護科(血圧測定)
・日本国際看護師(SRHRを学ぼう)
・JICA関西・奈良県JICA海外協力隊OV会(JICA海外協力隊OB/OGと話そう)
・展示:大和国際日本語学院(健康にまつわる食文化の展示やクイズ)

地域と世界をつなぐ体験型交流イベント

本イベントは、「地域と世界」を切り口とした「いのちつなぐ循環の輪」をコンセプトに、「健康」「循環」「防災」「食」をテーマとした体験型交流イベントです。私たちの暮らしに身近なテーマを入口として、地域課題と世界の課題とのつながりについて考える機会を創出することを目的に開催されました。今回は、第1弾からさらに規模を拡大し、大和高田市市民交流センターで開催されるイベントとしても過去最多規模となる団体が参画。自治体、教育機関、企業、市民団体など多様な主体が連携し、地域全体で世界とのつながりを考える場となりました。

参加者アンケート

1・2・3と各国の数字を発声しながらの軽体操

締めのZUMBAは大盛り上がり

「私たちの生活と海外とのつながりは?」 JICAステージで世界を身近に

JICA関西は、ステージ企画とブース出展を通じて、国際協力や異文化理解について発信しました。
ステージでは、「私たちの生活と『海外』とのつながりは?」をテーマに、参加者とともに世界との接点について考えました。普段何気なく着ている衣服や毎日使っているスマートフォンなど、私たちの暮らしを支える製品の多くが海外から輸入されていること、その中には開発途上国で生産されているものも少なくないことを紹介。そのうえで、開発途上国と日本をつなぎながら、様々な国際協力事業を実施しているJICAの役割や、JICA海外協力隊の活動について説明しました。

続いて、ネパールで活動経験を持つJICA海外協力隊経験者が登壇し、ネパールクイズを交えながら現地での活動や人々との交流について紹介。さらに、帰国後の活動や、日本国内においてもネパール出身者が増えている現状について触れ、海外の出来事や課題は決して遠い国だけの話ではなく、地域社会ともつながっていることを伝えました。

JICAブースでは、JICA海外協力隊経験者である奈良県JICA海外協力隊OV会との交流を通じて世界各国の文化や暮らしを紹介。多くの来場者に足を止めて話に耳を傾けていただきました。参加者にとって、自分自身の生活と世界とのつながりを改めて考える機会となりました。

健康・循環・防災・食から考える世界とのつながり

会場では、身近なテーマを通じて地域と世界の接点を体感する様々な企画が行われました。この記事では、その中のいくつかをご紹介します。

「健康」をテーマとした企画では、奈良文化高等学校の生徒による血圧測定や、日本国際看護師によるワークショップを実施。後者では、「やさしい日本語」を活用しながら、身体のしくみやSRHR(性と生殖に関する健康と権利)について学ぶ機会が提供され、在住外国人を含む地域住民が健康について考える場となりました。

「循環」をテーマにした企画では、ROOP EARTH PROJECTによる「¥0古着マーケット」が開催されました。不要となった衣類を必要とする人へつなぐ取組を通じて、資源循環や持続可能な社会について考える機会となりました。また、武本佳弥さんによる講演「すべてはめぐっている」では、物を購入する際に捨てる時のことまで意識することが「未来への投資」につながることや、一人ひとりの小さな選択が環境を守り、循環する社会の実現につながることが紹介されました。

「防災」をテーマとした企画では、SKYどりーむ合同会社が赤外線カメラを搭載したドローンによる災害救助支援技術を実演しました。また、健生会土庫病院/DMAT・DICT災害医療派遣チームによるブースでは、段ボールベッドの体験コーナーが設置されるとともに、「TKB48(トイレ・キッチン・ベッドを48時間以内に避難所へ届ける)」という考え方が紹介されました。参加者は、発災後12~48時間の対応が被災者の健康や生活環境に大きく影響することを学び、防災への備えについて理解を深めていました。

「食」をテーマとした企画では、市内飲食店によるベトナムやスリランカなどの多国籍料理が提供されました。また、奈良文化高等学校は、大和国際日本語学院の留学生との交流を通じて学んだミャンマー料理を販売しました。さらに、大和国際日本語学院からは、留学生の出身国であるミャンマー、スリランカ、ネパールの健康にまつわる食文化について学べる展示やクイズも実施されました。来場者は食を通じて世界の多様な文化や暮らしに触れ、国際理解を深めていました。

地域と世界をつなぐこれからの取組へ

国際協力や国際理解は、決して海外だけの話ではありません。日々の食事、買い物、健康づくり、災害への備えなど、私たちの身近な暮らしは世界とつながっています。本イベントでは、そうした身近なテーマを入口として、多くの市民が世界とのつながりを考える機会となりました。

現在は第3弾開催に向けた協議が進められています。
JICA関西では、今後も自治体、教育機関、企業、市民団体との連携を深めながら、「地域から世界へ、世界から地域へ」の循環を生み出す取組を通じて、地域における国際理解や国際協力のさらなる推進に取り組んでいきます。

(JICA奈良デスク 福西 真実)

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