小学生とJICA外国人研修員が外国語絵本づくりにチャレンジしました。
2022.10.20
10月8日、浦添市内の小学生7名と、海外から日本の技術を学びに来たJICA研修員5名がイベント「外国語絵本を作ろう!」を体験しました。
このイベントでは、小学生とJICA研修員がグループになり、お互いの国の言葉で果物や動物の名前を教え合って1人1冊の絵本を完成させます。
今回は東ティモール、ウガンダ、ベナン、ブラジルの4カ国のJICA研修員が参加し、日本語・英語・研修員の母国語が飛び交う会場は賑やかになりました。
「にほんごでは、これを なんといいますか?」JICA研修員が覚えたての日本語で質問すると、小学生は「これは、とり(鳥)」と返し、ひらがな・カタカナ・漢字などの書き方を教えます。
今度は小学生が英語で質問し、各国語の難しい発音に苦戦しながらも、絵本を完成させました。
絵本が完成した後は、それぞれが好きなページを選んで発表を行ないました。
イベント終了後、JICA研修員らは印象深かったことについて、自分の名前の書き方を教えてもらったことや、「日本語の“はな(花)”は、とてもロマンチックで素敵な響きだ」と述べていました。
児童らからは、「東ティモールのテトゥン語を学んだ。日本語や英語と発音が違ったので、とても新鮮な気持ちで取り組めた」、「今日習った単語を友達に教えたい」、「難しかったけれど、研修員と仲良くなれてよかった」などの感想が寄せられました。
「外国語絵本を作ろう!」プログラムは、浦添市立図書館とJICA沖縄図書資料室の共同企画です。
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