jica 独立行政法人 国際協力機構 jica 独立行政法人 国際協力機構

沖縄の高校生がJICA筑波 農業高校生 国際協力実体験プログラムへ参加!

2025.09.10

はいたい、みなさま。JICA沖縄です!
沖縄県立中部農林高等学校定時制(以下:中部農林高校)の生徒4名と教員1名が2025年8月25日にJICA筑波実施の“「農」の力で未来を拓く、世界への第一歩”JICA筑波 農業高校生国際協力実体験プログラムへ参加しました。
昨年度から実施されており、沖縄県内からの参加は初めてです。

本プログラムは農業を学ぶ高校生を対象とし、農業関連の研修コースを多く実施するJICA筑波(茨城県つくば市)で行われます。全国から集まった同世代の仲間やJICA研修員との熱い語り合い・学び合いを通し、世界の農業の現状や課題への理解を深めて「農業」という専門性を活かすことで、課題解決に向けて自分たちできる行動を考え、新たな視点で考える力を育みます。また、海外協力隊など様々な「農業×国際協力」の現場で働く人たちとの交流を通して、農業の可能性に触れ、多様な進路やキャリアについても知ることができます。

参加した生徒たちはJICA筑波研修員と交流をし、所属校での取り組みを紹介して意見交換を行いました。また、研修員と一緒に稲刈りを体験して収量調査をしたり「もしJICA海外協力隊になったら!」のワークショップに参加するなどしてきました。沖縄では普段体験できない、農業x国際協力に関する様々ことを経験した生徒さんたちの声を届けます。

Uさん
「今回の研修では、コミュニケーションの大切さを学びました。特に、外国の方やいろいろな国の問題について知れたことが印象に残っています。これからの学校生活では、その学びを活かして積極的に行動していきたいと思います」

Nさん
「今回の研修では、アフリカの国々が農業を頑張っていることを知ることができました。全国から集まった高校生による学校紹介の時間も、とても印象に残っています。さらに、自分から進んでグループワークの中心になれたので、この前向きな姿勢をこれからのグループ活動にも活かしていきたいと思います」

Kさん
「今回の研修では、JICAの方がいろいろな国に行って問題を調べて解決していることを学びました。特に印象に残ったのは、他の国の食べ物についてで、私たちが知らない名前の料理がたくさんあって、いつか自分でも食べてみたいと思いました。
学校生活の中でできることは少ないかもしれませんが、お米の作り方やJICAの活動を少しでも周りに伝えていけたらいいなと思います」

Nさん
「今回の研修では、自分の好きなことを見つけてそれに向かってチャレンジすることの大切さを学びました。特に印象に残っているのは、アフリカの方々との交流と、初めて体験した稲刈りです。
また、この研修で初めて英語を使ってみて、とても緊張しましたが、実際に話すことで少し自信がつきました。これからも苦手なことにどんどん挑戦していきたいと思います」

みなさん英語を使って研修員との交流にも積極的にチャレンジし、様々な講師陣やJICA筑波スタッフ、他校の参加者と話しをして「どんな環境にあっても、自分の好きなことがあれば、チャレンジできる!」という気づきを得られたようです。中部農林高校のみなさん、かっこいい姿を見せてくださりありがとうございました!
JICA沖縄は果敢にチャレンジするみなさんを応援します。
今後の更なるご活躍を祈念しています。

参考:JICA筑波 農業高校生 国際協力実体験プログラム
【満員御礼・申込を締切ました】【参加者募集】“「農」の力で未来を拓く、世界への第一歩!” JICA筑波 農業高校生 国際協力実体験プログラム | 日本国内での取り組み - JICA

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
一覧ページへ