ヨルダン研修員スハイブさんが日本で学んだこと

2023.09.28

9月3日より開始した課題別研修「観光マーケティング・プロモーション −ニューノーマルに向けて-」では、日本各地の観光地での視察が行われています。その一環として、9月21~22日に宮城県気仙沼市を訪問しました。ヨルダンのスハイブさんが感じたことをご紹介します。

観光立国ヨルダンから来たスハイブさん

私はヨルダン政府観光局で東南アジア市場を担当しているスハイブ・アルバキートです。日本の皆様にヨルダンをご紹介する機会をいただき、大変嬉しく思います。ヨルダンは歴史、文化、自然の驚異に富んだ国です。新・世界七不思議のひとつである古代都市ペトラから、ワディ・ラムの息をのむような風景、死海の癒しの水まで、ヨルダンは旅行者にユニークで忘れられない体験を提供しています。その温かいもてなしと多様な魅力で、ヨルダンは日本の皆様がそれぞれの宝物を見つけられるようにお出迎えいたします。

スハイブさん(ヨルダンにて)

スハイブさんが研修全体で感じたこと

日本で観光マーケティング・プロモーションの課題別研修を受けるという素晴らしい機会を与えてくださった日本の皆様とJICAに心から感謝申し上げます。この研修は、私の観光管理に関する知識と技術を広げる、充実した経験となりました。日本の人々が示してくれたホスピタリティと親切は、私に忘れがたい思い出となりました。

スハイブさん(芝公園近くの会議室にて)

スハイブさん(増上寺前にて)

スハイブさんが東北で感じたこととは

日本滞在中は、壊滅的な津波の被害を受けた地域を訪れる機会に恵まれました。それは、逆境における回復力、強さ、団結力について教えてくれた貴重な経験となりました。コミュニティが一丸となって生活を再建する姿を目の当たりにし、本当に感動しました。この悲劇に見舞われた人々が示した希望と決意の精神は、私に思いやりと忍耐についての貴重な教訓を残してくれました。

気仙沼市東日本大震災遺構伝承館にて


JICA東京 研修員(ヨルダン)スハイブ・アルバキート

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