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先生方、ようこそJICA東京へ!

#4 質の高い教育をみんなに
SDGs
#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2024.08.23

~JICAを学ぶ、JICAで学ぶ、JICAと学ぶ1日を共に~

東京都教育委員会は、若手教員育成研修1年次(初任者)研修や中堅教諭等資質向上研修Ⅰの中で、「校外における研修」を定めており、JICA東京では過去先生方の1日受け入れを行ってきました。今年度は新たな取組として、上記研修対象に当てはまらない場合でも、本プログラムにご関心のある先生方を都道府県・経験年数を問わずお申込みいただきました。

東京はもちろん、奈良や静岡など遠くから足を運んでくださった先生や、なんと「授業をしている先生方と研修を受けるなんて久しぶりで緊張!」という校長先生のご参加もありました。
地域や年齢、校種も様々な23名の先生が集まった、8月19日の研修の様子をお伝えします!

ほとんどが初めましての先生達。まずはお互いを知るために自己紹介です。先生になろうと思ったきっかけは…?の質問には、皆さんそれぞれの思いが書かれていました。

国際協力とは、JICA事業とは、協力隊経験談、日系移住をテーマにした学習教材について…様々な校種・教科・地域からの先生同士で感想や授業に取り入れるアイディアをわかちあいながら、学んでいただきました!

先生達には児童・生徒の立場になって、JICAの教材を体験してもらいました。楽しみながらも「えぇー知らなかった!」「そうなんだ!」と新たな学びにつながる実感、そして自身の授業ではこんな活用ができるかも、と考える時間となりました。

研修の最後には、今日イチの学びと、2学期以降これを実践したい!を発表しました。
皆さんがこれから児童生徒にどんな国際理解の種をまいていくのか、とても楽しみです!

◆参加した先生からのコメント(抜粋)◆
今回の研修では、「リアリティのある学び」の重要さを感じさせられた。今日感じた学びこそが、生徒や子どもたちの直感に訴えかける学びであり、だからこそ充実感と楽しさに満たされるのかもしれない。こうした直感的な学びこそが、その先の知識の学びや、日系移民の実践のような自分の思考を言語化するような応用的な学びの基盤になるのではないかと思った。今後は、このリアリティと没入感のある学びと授業がいかにできるのか、を追究していきたいと思う。

今回は非常に良い機会をいただきました。一番の学び、気づきは、他校種の先生方が様々な学校で奮闘していて、各々の場所で、児童、生徒たちのために尽力されていることを知ることができたことでした。特に、小学校の先生方の創意工夫意欲には刺激を受けました。他校種の先生方と交流できたことが実は今回の研修における得難い経験だったと思います。

知識のインプットだけでなく、参加された方々との交流を通して考えのアウトプットや様々な角度からの意見交流ができ、非常に充実した学びとなりました。

小学校・中学校・高校それぞれの段階を想定したアクティブラーニングや指導案を学ぶとともに、それを自分が教えている生徒とは異なる学校の先生方と話し合いによって深めることができるよい機会となった。

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