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2024年度教師海外研修レポート②【派遣後研修】

#4 質の高い教育をみんなに
SDGs

2024.09.11

今年の教師海外研修は、パラグアイ・バングラデシュの2コースを実施しました。
パラグアイ:7月26日~8月10日
バングラデシュ:本来、8月4日~8月14日の予定で渡航する予定でしたが、危険レベルの引き上げ(外務省)に伴い現地への渡航を見送り、8月9日~9月11日の3日間、国内にてバングラデシュや持続可能な世界について学ぶプログラムを実施しました。

そして、パラグアイ、バングラデシュ(国内代替プログラム)で多くの経験をしてきた21名の先生達が、派遣後研修で8月24(土)、25(日)と再びJICA東京に集合しました。

今年は初の試みとして、過年度までの教師海外研修参加者も加わり、総勢40名を超える熱い学びの場となりました。その2日間の研修の様子をお伝えします!

1日目(8/24土)

バングラデシュ(国内代替)コース、パラグアイコースでそれぞれどんなところを訪問し、何を感じてきたのか…。1人1枚写真を選び、研修での学びを共有しました。皆さんわくわくしながらお互いのコースの発表を聞いていました。

海外研修・国内代替研修での学びを、どうやって子ども達の学びにつなげていくのか…。毎年先生達が頭を悩ませながら授業を組み立てていきます。今年は、すでに授業実践をしてその苦労を知っている過年度参加者の先生達から、心強いアドバイスを聞くことができました!

実践したいテーマごとチームに分かれ、授業案の相談タイム。校種も教科も異なる先生同士、持っている視点も様々です。1人では気付かなかったことに改めて気付かされたり、悩んでいることの糸口を見つけたりと、授業案のブラッシュアップにつながりました。

2日目(8/25日)

チーム代表者の授業案を、他のチームメンバーと過年度参加者に見てもらいました。活発な意見交換となり、予定していた時間を延長…!色々な視点からアドバイスをもらった代表者。どんな授業案になっていくのでしょうか…。

もう一度自分のチームにもどり、改めて授業案を揉んでいきます。この2日間、授業作りにじっくりと頭を悩ませた先生達が、どんな授業実践をしていくのか、楽しみです!

8月最後の貴重な週末、頭をフル回転させた派遣後研修、本当にお疲れ様でした!ここからはいよいよ実践が始まります。お互いの授業も見合いながら、また2月の総括研修で集合できるのを楽しみにしています。

おまけ~過年度参加者特別企画~

今回は、教師海外研修に参加したことのある先生が20名程この派遣後研修に参加してくれました。研修参加後も、こうしてパワフルに活動をしている先生がいることが、今年参加した先生にとっても、大きな刺激となりました!

ザンビア、パラグアイ、ベトナム…と、年度も混ざった過年度参加者の皆さん。実はそれぞれのコースで何を見てきたのかは知らない部分も多く、改めて自身が参加した国や文化を紹介し合い、今後の過年度参加者ネットワークについても話し合っていました。これからどう広がっていくのか、楽しみです…!

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