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\埼玉県JICA海外協力隊Reunionを実施しました/

2024.09.25

参加者で集合写真

JICA海外協力隊が集まりました!

2024年8月18日(日)に大宮ソニックシティビルでJICA海外協力隊のReunion(同窓会)を開催しました。このイベントは埼玉国際青年を育てる会・青年海外協力隊埼玉県OB会・JICA東京(埼玉デスク)の共催企画。これまで新型コロナウィルス感染症蔓延のため、活動が終了し帰国した隊員たちとなかなか集まることができず、繋がりが途絶えつつありました。そこで今回、Reunionという形で集まる機会を作りました!

2人の隊員からの活動報告

報告者の寺田さん

報告者の寺田さん

モザンビークと越生のはちみつの食べ比べ

モザンビークと越生のはちみつの食べ比べ

一人目の報告者は、2016年にモザンビークにコミュニティ開発の職種で派遣された寺田篤哉さん。養蜂の技術指導で派遣され、現地ではハチを集めるところからスタートしました。現地での活動は最初から順風満帆ではなく、紆余曲折。派遣されてから2年目で養蜂に貢献できていることを実感したそうです。帰国後、ミツバチが役に立つ複合農業をするため、埼玉県の越生町で就農。越生町は梅の産地で有名で梅の受粉にミツバチを利用し、養蜂だけでなく梅農家として地域の産業を盛り上げています。報告会当日は、参加者のみんなでモザンビークと寺田養蜂園のはちみつを食べ比べしました。とっても甘くておいしく、子どもも大人も笑顔でいっぱいでした。

休憩時間にワイワイ

休憩中にみんなでワイワイ

報告者の中村さん

報告者の中村さん

二人目の報告者は、2021年度3次隊で派遣予定だった中村仁美さん。この時期は、新型コロナ感染症蔓延のためJICAは新規隊員の派遣を中断。再派遣を待っている間、特別派遣訓練で沖縄の西原市で活動を行い、2022年の1月からパラグアイに小学校教育の職種で派遣されました。とても明るく、笑顔いっぱいな中村さんですが、ホームステイや現地での活動で悩むこともあったそうです。しかし、その壁を乗り越え、帰国後もそのキャリアを生かしています。
今回のReunionの参加者の中には、あと2日で派遣される隊員も参加されていました。中村さんの経験のお話が聞けて、いろいろ不安だったけれど安心することができたと仰っていました。

私たちにできることは何か?

グループで白熱するディスカッション

JICA海外協力隊の事業目的の一つに「ボランティア経験の社会還元」があります。どのようなことができるのか?グループごとに分かれて話し合いました。日本語教室への協力や、教員として現場での国際理解促進、出前講座で経験の共有など様々な意見がでました。
現地で2年間暮らし、そこに住む人に寄り添い協力しながら課題解決に取り組んだ経験は、帰国後も、私たちの社会課題を解決する力として生かされています。

JICA海外協力隊 秋募集が10/1からスタート

みなさんがお持ちの知識や技術、経験を開発途上国の人々のために生かしてみませんか?
JICA海外協力隊の秋募集が10月1日よりスタート!各県での募集説明会も行います。
埼玉県は、10月12日に説明会でお会いできることを楽しみにしております!

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