海を渡った絵画~第52回高崎ユネスコ国際児童画展~
2024.10.30
2024.10.30
2024年10月18日(金)~23日(水)の6日間、群馬県高崎市シティギャラリーにて「第52回高崎ユネスコ国際児童画展」(※下記参照)が開催され、高崎市出身で現在活動中のJICA海外協力隊員4名及び各国の在外拠点を通じてモンゴル、トンガ、エチオピア、ザンビアから、子どもたちが作成した13点の作品が届きました。
モンゴル・神宮隊員から届いた絵画と紹介文
トンガ・瀬下隊員から届いた絵画と紹介文
エチオピア・野澤隊員から届いた絵画と紹介文
ザンビア・丸茂隊員から届いた絵画と紹介文
普段は直接子どもたちと関わらない活動に従事している隊員については、任地の同僚や知り合いを通じて絵画の提供に協力してくれました。中には、これまで絵を描いた経験がなく、描き始めは自信が無かったものの、いざ始めると夢中になって描きあげた子どもたちもいたそうです。
絵画の隣には、高崎ユネスコ協会作成の、4カ国が色塗りされた世界地図も掲示されました。
来場した方々からは、
「高崎市出身の方が様々な国でJICA海外協力隊員として活動していることを知ることができて良かった。」
「海外の子どもが描く絵を初めて見て驚いた。」
等のコメントをいただきました。
4カ国が色塗りされた世界地図(上:日本中心、下:アフリカ中心)
絵画を鑑賞する来場者の様子
高崎ユネスコ協会は、「世界平和・国際理解・国際協力」の理念に基づき、「つなげよう・深めよう・広げよう“ユネスコの心”」をスローガンにユネスコ活動を展開しています。
高崎ユネスコ国際児童画展は、今年で52回目を迎える歴史ある児童画展です。市内の小・中・特別支援学校の児童生徒の絵画作品と外国の児童の作品展示や交流を行い、美術活動を通じて児童生徒の国際理解を深め、ユネスコの精神の普及をはかるとともに、市民や保護者に対してユネスコ活動の理解と協力を得る機会とすることを目的に開催されてきました。今年は市内の計84校から、約1200点の作品が展示されました。
会場の様子
scroll