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音楽を通じた国際協力イベント!World Music Festivalを開催しました!②

2024.11.29

国際協力70周年を記念した第2回JICA Tokyo World Music Festival。当日は750人以上のお客様にご参加頂きました!

ミニイベントレポート

今回のイベントでは音楽フェス以外にも魅力あふれるミニイベントブースがたくさん用意されていました!
まず1階フロアでは、音楽フェスが開かれた講堂のそばで、世界のワイン試飲コーナーや民族衣装体験コーナー、JICA東京のレストラン「Oasis」提供の軽食販売がありました。JICAと協力関係にあるエジプト、モロッコ、アルメニア、レバノン、ウクライナなどの珍しいワインが勢ぞろい。そして50着以上の民族衣装体験はどちらも大盛況!いつ見ても人の輪が絶えませんでした。講堂から聞こえる音楽とともに食事と会話を楽しめる、素敵な空間でした♪
次に、4階フロアには海外協力隊コーナー、ジンバブエの親指ピアノ体験、パラグアイの刺繍体験など、9個のブースが立ち並び、賑わっていました!世界の絵本読み聞かせや、アフリカのリズム体験のブースには親子連れの方が多く訪れており、お子さんが各ブースを行ったり来たりしながらはしゃぐ様子に、見ているこちらも楽しくなりました。「国際協力70年のあゆみ」やJICA海外協力隊のブースでは、写真やクイズを見て回りながらゆったりと世界に思いを馳せることができました♪
最後に、2階のロビーフロアでは受付とスタンプラリーの景品引き換え所を設置しました!景品は、木の実でできたなが~いネックレス、切手入りの絵画、変わった形の帽子、、、などなど、初めて見るものばかりで面白かったです!スタンプラリーを終えた皆さん、真剣に選んでいました(笑)
私たちは自分たちのブース運営もあり、すべてのブースは回りきれませんでした(泣)
それでも、見て回ったブースはどれも“ワクワクあり、学びあり”の充実感いっぱいでとても楽しい思い出になりました!

世界の民族衣装、世界の絵本読み聞かせ、世界のワイン試飲コーナーがある1Fは1日中大賑わいでした!

「着てみよう!世界の民族衣装コーナー」では50着以上の衣装を体験!親子で試着を楽しむ人も。

JICA東京に滞在中の研修員との交流もありました!

JICA海外協力隊のコーナーでは、協力隊経験者から各国での活動についてお話を伺いました。

「国際協力70年のあゆみ」コーナーでは、各事業のご紹介とともに、国際緊急援助隊(JDR)の活動を紹介したパネルや、JDRのユニフォームの展示があり、たくさんの人が立ち寄っていました。

南米パラグアイの伝統刺繍「ニャンドゥティ」の体験コーナー。約40人が参加してかわいらしい刺繍にチャレンジしました!

「アフリカのリズム体験」コーナーでは、ガーナ人ミュージシャンのオランドさんによる小さなマラカスのミニレッスンを体験しました。楽しく音を出しながらも皆さん真剣です!

~世界価値観シェア(インターン生)ブース~

そしてJICA東京でインターン中であった私たちも「世界価値観シェア」ブースを展開しましたので、紹介させていただきます。

①世界価値観チェック
 来場者の方々の価値観を「見える化」する企画です。
本音と建前の使い分けや、ものごとや感情の捉え方には、国民性、男女差、年齢差など、さまざまな面があることを改めて知る機会にできたようです。企画したインターン自身も「日本人は、こう考えるだろう」などとある種の固定観念を持っていたことに気づかされました。

②世界の緑を瓶に詰め込もう!
日本人にお馴染みのさまざまな豆や野菜、実はそれらが世界とつながっていることを知ってもらう、感じてもらう企画です。これらの種は、色も形も大きさも多種多様。それらを思い思いに瓶に詰めていただく体験型としたのが良かったのか、特にお子様はすごい勢いで瓶に豆や種を詰めていました!大人も種や豆の説明をじっくり読まれながら、瓶詰めを楽しんでいらっしゃいました。
また、英語の説明書きも作成していたため、「知識もつくし、英語も学べる」というコメントをいただくことができました!
120個用意した瓶はあっという間になくなりました!豆、種も午前中にはほぼなくなり、予想以上の盛況でした。
皆様きれいな瓶詰を作られていました。

「世界の緑を瓶に詰め込もう!」

③研修員に聞いた!あなたの国ならではの慣習
JICA東京には、開発途上国政府からの要請に基づいて来日している多くの研修員がいます。今回、これら研修員の皆さんに「自分の国ならでは」と思う慣習をインタビューし、その結果をまとめて展示しました。「世界価値観チェック」とのつながりも見えたりして、来場者の皆さんがじっくり読んでくださる姿が印象的でした。

④箱の中に世界が広がる!みんなで探ろう世界のお土産
目隠しをしてモノに触るのと一緒で、中が見えない箱の中に手を入れるドキドキ企画。このコーナーでは、JICA研修員が持ってきてくれたお土産を使いました。
びくびくしながら箱に手を入れるお子様もいらっしゃいましたが(笑)、年代問わず皆様にお楽しみいただきました!

私たちはブース全体を通して「来場者の方々の価値観を揺るがしたい。新たな視点を提供したい。」ということを目標にしていましたが、準備をする中で自分たちも多くの学びがありました。

ご来場いただいた皆様、企画・運営にあたって多くのご協力をしてくださったJICA東京の皆様、誠にありがとうございました!

会場の様子

インターン
(写真左)松山 あかり
(写真中)伊藤 理沙
(写真右)張 致豪

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