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\第2回・埼玉県JICA海外協力隊Reunionを実施しました/

2025.04.11

集合写真

2025年3月9日(日)に川口市のメディアセブンで第2回JICA海外協力隊のReunion(同窓会)を開催しました!このイベントは埼玉国際青年を育てる会・青年海外協力隊埼玉県OB会・JICA東京(埼玉デスク)の共催企画。コロナ禍を経て、2022年に派遣された隊員が任期を終え地元である埼玉に帰ってきました。今回は、これからJICA海外協力隊の訓練に入る方の参加もあり、多くの方と交流する機会になりました。

3人の隊員から活動報告

発表者の橋本 正美さん

JICA海外協力隊には絡まりあった社会問題を解く魔法がある!

2022年度2次隊で数学教育の職種でグアテマラに派遣された橋本 正美さん。実は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で任期を4か月残し一時帰国した隊員でした。派遣が再開され、再度グアテマラへ派遣。2年間の任期を終え、4月からは教育現場に復帰します。橋本さんからは「JICAボランティアには絡まりあった社会問題を解く魔法がある!」という言葉がありました。現地に寄り添う姿勢は、今後の教育現場でも変わらず続いていきます。

発表者の柵山 祥子さん

なんでも話せるおばちゃんになる!

2022年度3次隊でケニアに青少年活動で派遣された柵山祥子さん。ケニアでは、少年留置所(警察に逮捕された少年が裁判終了するまでに一時滞在する施設)に配置されました。教育を受ける機会が無かった少年たちに自習室の開放、社会スキルの育成としてビーズ小物を作成販売しました。売上で水いぼ対策に石鹸を作成、再犯防止のため、責任感や社会での行動を考えるための話し合いとルール作りを行いました。今後、日本の地域での「なんでも話せるおばちゃん」を目指し、海外にルーツを持つ青少年をサポートしていきます!

発表者の出居 正さん

新たな挑戦が始まります!

2022年度2次隊で数学教育でパラオに派遣された出居 正さん。教職で定年を迎え、これまでの経験を生かせることができないかと考えていたところ、通勤途中の電車の中吊り広告でJICA海外協力隊のポスターを見つけ応募。パラオの生徒たちが新しいことを学び、知った時の目の輝き、わかってできた時の笑顔を見て、改めて学ぶことの喜びや教育の大切さを再確認しました。パラオに行って日本の教育現場に戻りたくなり、4月からは海外にルーツのある生徒に日本語支援を行います。

さいごに

グループディスカッション

JICA海外協力隊の目的は「開発途上国の経済・社会の発展・復興への寄与」「異文化社会における相互理解の深化と共生」「ボランティア経験の社会還元」の3つです。現地で2年間暮らし、そこに住む人に寄り添い協力しながら課題解決に取り組んだ経験は、帰国後も、私たちの社会課題を解決する力として生かされています。

JICA海外協力隊 2025年春募集の応募受付締切は5月9日まで!

みなさんがお持ちの知識や技術、経験を開発途上国の人々のために生かしてみませんか?
JICA海外協力隊の春募集がスタートしております!
何かご不明なことがございましたら、各県の国際協力推進員にお問い合わせください!

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