東京中央ロータリークラブより、研修員をクリスマスチャリティコンサートにご招待いただきました
2025.12.22
2025.12.22
東京中央ロータリークラブの主催する、子どもたちへ向けたクリスマスチャリティコンサートに、JICA東京の研修員をご招待いただきました(アフリカ、アジア、東欧、南米等から来日し、日本の大学院で医療、環境、農業、経営、社会デザイン等の各分野で学んでいる29名)。
「すべての子どもが夢と希望を持てる社会を目指して贈る、弦楽奏による調べ」を趣旨に、音楽を愛する人へ、特に子どもたちに本物の響きを届けたいと、この時期に開催されるクリスマスチャリティコンサートの開催は、今年で11回目となるそうです。
入り口では心躍る大きなクリスマスツリーに迎えられ、ホールに足を踏み入れると美しいデザインと心地よい空間が広がっています。舞台と客席がほどよく近く、特別な時間と空間でありながら一体感が感じられるコンサートホールで、弦楽四重奏とピアノの素晴らしい響きとハーモニーを堪能させていただきました。それはまさに一足早く届いたクリスマスプレゼントのようでした。
研修員も音の世界に引き込まれるように真剣なまなざしで聴き入り、またクリスマスソングでは一緒に口ずさんだり体を揺らしたりしながら、心も体もめいっぱい楽しんでいるようでした。
プログラムでは、プロとして活躍される各演奏者から、チェロ、ヴィオラ、ヴァイオリン、ピアノのそれぞれの楽器の成り立ちや特徴のお話があり、そのあとに聴く演奏は、楽器それぞれの音がこれまで以上に響き渡るようでした。また、子どもたちの指揮者体験も企画され、舞台の上の一生懸命な姿に研修員の顔も優しくほころんでいました。最後にタンザニアからの研修員も指揮者の体験をさせていただき、エンターテイナーのような、初めてとは思えないパフォーマンスに会場は一体となり笑顔と拍手が沸き起こりました。
母国の家族と離れて勉学に勤しむ日々の中で、このような時間を過ごすことができたことは、きっと研修員一人ひとりの中に、あたたかな力を与えてくれたことと思います。東京中央ロータリークラブの皆様、演奏者の皆様、特別な時間をご一緒させていただいた皆様、心あたたまるクリスマスのひとときをありがとうございました。
このような素晴らしい機会をいただきましたことに心より御礼を申し上げます。
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