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JICAと電気通信大学、JICA海外協力隊「科学技術協力隊」連携派遣に関する覚書を締結(タイ派遣)

2026.03.31

独立行政法人国際協力機構(JICA)はこのたび、国立大学法人電気通信大学と、JICA海外協力隊(科学技術協力隊)の連携派遣に関する覚書を締結しました。本覚書に基づき、同大学の大学院生や卒業生などが、JICA海外協力隊員(科学技術協力隊)としてタイに派遣されます。

本事業では、タイのチュラーロンコーン大学と電気通信大学が連携し、環境に配慮した新たな材料やその応用技術について共同研究を行います。これにより、国際的な研究体制の強化と、次世代を担う高度な人材の育成を目指します。研究の中心テーマは、炭素材料にさまざまな元素を加えた材料と、セルロースやキトサンといった天然由来の高分子材料を組み合わせたナノ材料です。これらを用いて、環境への負荷が少ない電極、センサー、電池用材料の開発に取り組みます。さらに、電気通信大学が得意とするデータ解析やAIによる材料設計、デバイスの評価・計測、システム化といった技術も活用し、分野を越えた研究を進めることで、持続可能なエネルギー供給に貢献する新たな材料の創出を目指します。

電気通信大学 田野学長

JICA東京 紺屋所長

JICA海外協力隊「科学技術協力隊」

「JICA海外協力隊」は、初代隊員の派遣から60周年を迎えた2025年に、日本の若手研究者を開発途上国の研究機関へ派遣し、現地研究者との共同研究などを行う新たな取組として、JICA海外協力隊「科学技術協力隊」を創設しました。

本事業は、開発途上国の科学技術力の向上に貢献するとともに、日本の研究機関のさらなる国際化や、日本人若手研究者の研究力強化を目的としています。派遣を通じて、開発途上国が直面する課題の解決に資するだけでなく、ODAにおける科学技術協力を将来にわたって牽引する人材の育成への貢献が期待されています。

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