荒川区教育委員会×JICA東京 教室で、世界と出会う国際協力出前講座 ― 21年目を迎えた連携事業 ―
2026.06.01
2026.06.01
荒川区教育委員会とJICA東京は、2026年5月15日(金)、連携事業「夢や希望を語り合う・ようこそ海外協力隊」に関する覚書を締結しました。本事業は、2006年の開始以来、今年度で21年目を迎えます。
長年にわたる協働を通じて、荒川区立小・中学校の子どもたちが、教室にいながら世界と出会い、国際協力を身近に感じる機会を提供してきました。
本事業では、開発途上国の国づくり・人づくりに貢献した海外協力隊経験者を荒川区立小・中学校に紹介し、赴任国での体験談を伝えています。講座を通じて、子どもたちの好奇心や想像力を喚起し、将来に向けて「夢」や「希望」をもって人生を切り開く力を育むことを目的としています。
昨年度は、荒川区立全小・中学校34校で計107コマの講座を実施し、78名の講師が登壇しました。受講した児童・生徒は2,747名にのぼります。
講師が活動していた国や地域は、アフリカ、中東、南米、東南アジアなど多岐にわたります。普段触れる機会の少ない国々で、現地の人々とともに活動した経験や、その国の文化、人の魅力、驚きの体験などを、写真やクイズを交えながら伝えています。
実際に講座を受講した児童・生徒や教員の皆さんからは、次のような感想が寄せられています。
出前授業の様子
覚書署名式の様子
関係者からのコメント
荒川区教育委員会 阿部
忠資
教育長
20年以上続いてきた本事業は、現場の教員からも高い評価を得ています。私自身、東京都国際部で都市間交流を担当した経験があり、異文化交流や国際理解は、子どもたちにとって非常に重要だと感じています。今後も、より良いプログラムとなるよう、JICA東京と意見交換を重ねながら進めていきたいと考えています。
JICA
東京センター 紺屋
健一
所長
JICA東京では、自治体内の全小・中学校で出前講座を実施しているのは荒川区のみです。昨年度、東京都内で実施された出前講座のおよそ4分の1が、荒川区立小・中学校での実施でした。教育長をはじめ、学校現場の皆さまの国際理解への高い関心を心強く感じています。今後は、教員の皆さまの声も伺いながら、連携をさらに充実させていきたいと考えています。
左:荒川区教育委員会 阿部教育長 右:JICA東京 紺屋所長