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中学生の職場体験を受け入れました ~JICA東京で国際協力の現場を学ぶ3日間~

2026.07.24

JICA東京では、2026年7月1日から3日までの3日間、笹塚中学校および泉南中学校の生徒の皆さんを受け入れ、職場体験を実施しました。生徒たちは、JICA事業の学習、館内見学、海外協力隊プログラム体験、フロント業務体験、研修員インタビュー、職員との座談会などに参加し、国際協力の現場に触れました。
職場体験の最後には、それぞれの学校ごとに広報記事を作成してもらいました。今回は、生徒たち自身の言葉で綴られた学びや気づきをご紹介します。

渋谷区笹塚中学校 “Thank you for JICA”

私たちは3日間の職場体験を通じて学んだことが大きく分けて2つあります。
1つ目は、視野を広げることと知ることの重要さです。私たちは、体験をする前まではヨーロッパやアメリカなどの先進国に興味があり、SDGsや開発途上国などにはあまり興味がありませんでした。ですが、職員の方や研修員の方のお話などを拝聴し、新しく学べることがありました。今までは視点が先進国だけでしたが、視野を広げることができ、SDGsや開発途上国にも興味がわき、もっと知りたいと思えるようになりました。
2つ目は、みんなで時間をかけて築くことの大切さです。例えば、国と国、人と人との間で信頼関係を築くには、一方が何かをするだけではできません。そして、双方が相手のことを思って行動しても、簡単にできるものではありません。しっかりとした信頼関係を築くためには、お互いがお互いのことを思い、嘘をつかないことや、何でもかんでも否定しないことなど、少しずつ信頼を積み重ねる必要があります。
これは国際協力でも同じで、一方が信頼し、全てを任せる「依存」ではなく、お互いに信頼し合い、一緒に考え、一緒に活動することが大切だと学びました。
この2つの職場体験で学んだことは、将来に活かせる重要なことだと思いました。これからは1つの視点にとらわれず、視野を広げていろいろなことを知りたいと思います。この職場体験で学んだことを、今後の学校生活や将来に活かしていきたいです。

泉南中学校 “Thank you for JICA”

私たちが職場体験を通して特に印象に残ったことは2つあります。
1つ目は、研修員の皆さんに向けて英語でインタビューをさせていただいたことです。緊張していましたが、私たちの質問に快く答えてくださり、職業やそれを目指したきっかけなどについて伺いました。お話を聞いて、目指そうと思ったきっかけはそれぞれ違っていましたが、「自分の国の人々を助けたい」という情熱や目的を持っていることは共通しているのだと感じました。
2つ目は、JICAで働いていらっしゃる日本人職員の方々との座談会です。JICAに就職したきっかけや、海外で働いていらっしゃった頃のエピソードなどをお伺いしました。その中で、東日本大震災の際に、JICAが支援していた開発途上国の方々が、大切な一食分のお金を日本のために募金してくださったという話を聞きました。
一見すると、日本が開発途上国を支援しているようですが、実際には互いに助け合い、恩返しをし合うという感謝の連鎖が起こっていることを感じました。
他にも様々な体験を3日間させていただきました。学んだことを、まずは日常生活に結び付けながら、これからの生活に活かしていきたいです。

おわりに

今回の職場体験では、生徒の皆さんがJICAの事業や国際協力について学ぶだけでなく、海外から来日した研修員やJICA職員との交流を通じて、多様な価値観や世界とのつながりについて考える機会となりました。
記事からは、「視野を広げることの大切さ」「信頼関係を築くことの重要性」「自国の人々を支えたいという研修員の思い」「支援を通じた相互のつながり」など、生徒の皆さんがそれぞれの体験を通して多くの学びを得たことが伝わってきます。
JICA東京では、今後も地域の学校との連携を通じて、次世代を担う若い世代が世界の課題や国際協力について学び、考える機会を提供してまいります。参加してくださった笹塚中学校、泉南中学校の皆さん、ありがとうございました。

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