【イベントレポート】「映画『ふるさとがえり』上映会-映画から考える、人と地域とのつながり-」を開催しました!
2026.07.30
7月4日(土)、JICA東京にて映画『ふるさとがえり』上映会を開催しました。本イベントは、「人と地域との関係づくり」をテーマに、映画鑑賞を通じて地域とのつながりや地域づくりのあり方を参加者の皆さまと考える機会として実施したものです。当日は小学生から大人まで、地域の方、学生さん、消防関係者、JICA海外協力隊経験者(OV)、会社員の方など多くの方々が参加してくださいました。
上映作品『ふるさとがえり』は、地域社会における人と人とのつながりや、故郷との関係性、地域に根差して生きることの意味を問いかける作品です。映画では、地域コミュニティが抱える課題や葛藤が描かれる一方で、人々の支え合いや絆の大切さが伝えられ、多くの参加者が自身にとっての「ふるさと」について考える機会となりました。
上映後には、ゲストでお招きした林弘樹監督に映画の成り立ちについてお話を伺いました。本作品は2004年に岐阜県の13の市町村が合併し新恵那市が誕生するにあたり、地域の魅力を再発見し、地域住民の意識を高めるためにたちあがった「映画制作によるまちづくりプロジェクト(えな”心の合併”Project)」により制作されたものであること、林監督をはじめとする制作陣が6年以上かけて恵那に通い地域の方々との丁寧な交流をと通してつくりあげられたこと、作品に関わった5万人以上の地域の方々のエピソードや想いが映画のストーリーや登場人物のセリフに込められていることなどを伺いました。
(写真)映画に見入る参加者の方々
(写真)林監督によるアフタートーク・とても盛り上がりました!
少人数のグループに分かれ行った振り返りセッションでは、海外協力隊OVにも参加してもらい、映画の感想や気になったシーン・キーワードを共有し合い、自身にとっての「ふるさと」や人と地域の関係性というテーマを国際協力の現場での経験と重ねながら話し合いました。
各グループからは、「地域との関わり方を見直したい」「自分にとっての“ふるさと”とは何かを考えさせられた」「国際協力と地域づくりには共通する視点があると感じた」などの声が聞かれ、映画をきっかけに活発な意見交換が行われました。
(写真)振り返りセッションでは「変わる時代の中で何を残し、何を変えていくべきか」、「先入観を持たずに人と関わる」など多くのキーワードが出されました。
(写真)参加者全員で同じ映画を見て感想を共有することで、内容の濃い意見交換ができました。
(写真)子どもたちも積極的に参加してくれました!
参加者アンケートでは、「映画を一緒にみて語り合うことで参加者との一体感が得られた」「関係性づくりに役立つ今回のような企画をもっとやってほしい」「人生のターニングポイントを迎えたタイミングで映画が胸に刺さり、アフターセッションで人とのつながりと大事にすることの重要性を学んだ」「今暮らす地域をどう自分のふるさとにしていくか、どんなふるさとを作りたいか考える機会になった」など、多くのコメントが寄せられました。
JICAは開発途上国における国際協力を推進するとともに、日本国内においても国際協力を通じた地域の活性化や多様な主体の連携による社会課題解決に取り組んでいます。今回の上映会を通じて、地域とのつながりや人との関係性を見つめ直し、一人ひとりができる行動について考える機会を提供することができ嬉しく思います。
本イベントにご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました!