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資料・教材集:農業・農村開発

世界では、貧困・飢餓人口の約80%が農村部で生活し、貧困層の約60%が農業に従事しています。持続的かつ包摂的な農業・農村開発を推進することは、農村部の貧困削減や食料安全保障の実現につながります。

日本の農業・農村開発

日本は、高度成長期に都市と農村の所得格差が拡大した際、農村部経済の活性化に向けた施策を実施してきた経験があります。ここでは、日本の農業・農村開発の歴史と経験を紹介します。

【動画】日本の農業振興の変遷(日本語、英語、仏語)
日本の農業振興の変遷を「日本の農業の歴史」、「稲作振興」、「農業普及・支援」、「土地改良」、「栄養改善」にわけて紹介しています。3言語で作成されていますので、海外の方への日本の事例紹介としてもご活用いただけます。

【動画】日本の普及事業の概要と活動の特徴(61分26秒、日本語)
2021年にJICA筑波で開催された専門家ブラシュアップ研修での講義です。日本の農業技術普及の歴史と仕組みについて詳しく説明しています。

農業・農村開発に関するアプローチ

1.生活改善アプローチ
「生活改善アプローチ」は、住民自身が自らの暮らしを見直し改善し、自らが行動できる能力を身に着ける手法です。日本で戦後に導入された生活改善普及事業が基になっています。

▽まずはここから
【動画】【農業・農村開発】日本の生活改善の経験 1.1940年代の日本の現状 (10分4秒、日本語)
【動画】【農業・農村開発】日本の生活改善の経験 2.インタビュー (8分43秒、日本語)

日本の戦後の生活改善運動を5つのキーワード(農村開発、貧困削減、生産と生活の両面での働きかけ、参加型開発、行政と住民のシナジー)に基づいて、紹介しています。

▽さらに知りたい方はこちら
【PDF】プロジェクト研究 途上国開発における生活改善アプローチの適用可能性の検討報告書(日本語)
生活改善アプローチの特徴、JICA 事業での実績、有用性、今後の活用の促進方法と課題について詳しくまとめられています。生活改善アプローチについて理解を深めたい方におすすめです。

2 .一村一品運動 (One Village One Product Movement: OVOP
一村一品運動(OVOP)は、日本の大分県で生まれました。その後、OVOPのコンセプトは日本各地に伝わり、「地域ブランディング」へと拡大しました。JICAでは、OVOPのコンセプトを活用した支援を世界各地で行っています。

▽まずはここから
【動画】【農業・農村開発】OVOP(一村一品運動):地域活性化への挑戦(Full ver.) (30分20秒、日本語)
JICA地場産業振興と地域活性化、特に地域のブランド化をテーマに、大分県発祥の一村一品運動をモデルとして国内でどのように発展・普及し、さらには中南米で活用されているか、その歴史的経緯と効果に沿って説明しています。

▽さらに知りたい方はこちら
Project OVOP | 事業について - JICA

3 .ジェンダー主流化
開発途上国の農業では、女性が重要な役割を果たしているにもかかわらず、男女の間にはさまざまな格差が存在しています。そのため、農家の生活を改善していくためには、ジェンダー平等の実現や女性のエンパワメントを推進することが重要です。

▽まずはここから
【動画】【ジェンダーと開発】ジェンダー主流化への取り組みの好例 ~タンザニアKATC2~(Full ver)(21分11秒、日本語)
▽さらに知りたい方はこちら
「農業・農村開発とジェンダー」自習用教材 (日本語)
能力強化研修で使用された教材を、実務者向けの独学用教材として再構成したものです。プロジェクトの中に、どのようにジェンダーの視点を組み入れるのかを取りまとめています。

ジェンダー平等と女性のエンパワメント | 事業について - JICA

4 .栄養改善
世界では、約10人に1人が飢餓状態であり、5歳未満児の死亡の45%が低栄養に関係すると言われています。とりわけ開発途上国に集中しており、こうした脆弱な人々の栄養改善に向けた取組が求められています。

▽まずはここから
【動画】【栄養の改善】日本の母子栄養・食育の取り組み―子どもたちの健やかないのちと学びのために―(Full ver.)(27分11秒、日本語)
日本人の健康意識や食習慣を醸成している母子栄養・食育の取組みについて、妊娠、出産、乳幼児、学童を対象に行われている内容に焦点を充てて紹介してます。

▽さらに知りたい方はこちら
栄養改善 | 事業について - JICA

5 .フードバリューチェーン
開発途上国の農家の多くは、生産した農産物を十分な価格で買い取ってもらえない課題を抱えています。これに対してJICAは、食ニーズが多様化しているアジア・中南米地域などを中心に、農作物の生産から加工、流通、消費に至る各段階の付加価値を高めながら、同時に各段階間の付加価値の連鎖を生む持続的なフードバリューチェーンの構築を目指した支援を行っています。

▽まずはここから
【動画】【農業・農村開発】バリューチェーンの変化に対応した農業支援のあり方(フルver.)(34分26秒、日本語)
技術の発展や消費者の嗜好の変化などにともなって、フードバリューチェーンも変化します。この動画では、そうした変化に対応する農業支援のあり方を説明しています。

▽さらに知りたい方はこちら
ひと目でわかるフードバリューチェーン | ニュース・広報 - JICA

学びを深める

技術協力コンテンツ「農業農村開発分野研修・共通モジュール」(日本語、英語)
日本の農業や農村がどのように発展してきたか、また農業が食料生産だけでなく環境や景観、地域文化を守る役割を持っていることなどを、分かりやすく整理した研修用の教材です。日本の経験をもとに、途上国が農業や農村の課題に取り組む力を高めることを目的としています。

1. 日本の農村社会と農業・農業技術の変遷

2.農業農村開発の展開

3. 持続的な農業農村開発