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【実施報告】2025年度 教師海外研修の事前研修が行われました!

2025.08.29

2025年度 教師海外研修が始まりました

「教師海外研修」は、教員の方々が海外の現場を通して学ぶ、国際理解教育・開発教育実践のための研修プログラムです※。今年度は、小学校2名、中学校5名、高校2名、特別支援学校1名の計10名のメンバーで研修がスタートし、国内で3回の事前研修を実施しました。

【第1回事前研修:チームビルディング・ゴールの共有】

第1回事前研修では、JICA横浜市民参加協力課長から本研修の趣旨や期待についての説明があり、チームビルディングを目的に、自己紹介やチームのゴール、チームとしてどのように研修を進めるかについて共有する時間が設けられました。参加者10名とスタッフ全員がチームとして、互いに気づきを得ながら、化学反応を起こすような研修を目指すことを決意しました。

また、参加者が考える「多文化共生」の理想の姿と、その理想に対する児童生徒の現状について、参加者全員で話し合う時間や「国際理解教育/開発教育」について、参加者が知りたいことや深めたいこと、また困っていることなどを共有する時間も設けられました。これにより、今後の研修で習得すべき具体的なトピックが整理されました。

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緊張気味の参加者
いよいよ研修スタートです

【第2回事前研修:国際理解教育/開発教育 教員セミナー(基礎編)】

第2回事前研修では、国際理解教育/開発教育 教員セミナー(基礎編)に参加しました。
詳細はこちらの記事をご覧ください。

【第3回事前研修:パラグアイ事情や多文化共生・移民について理解を深める】

第3回事前研修は、2日間にわたって開催されました。1日目は、JICA中南米部 計画・日系社会連携課担当者からパラグアイ事情やJICAの具体的な活動について説明がありました。その後、中心テーマである移民について理解を深めるため、(公財)海外日系人協会の小嶋茂氏を講師に迎え、日本人移民の歴史と日系人の現在について講義を受けました。さらに、JICA横浜にある海外移住資料館を見学しました。また、自身が日系人でもある大城成美氏より「日系人とアイデンティティについて」と題してお話を伺いました。1日のプログラムを通じて、参加者はそれまではうまくとらえることができていなかった移民についての理解を深め、海外移住資料館見学を通じて新たな学びを得るとともに、今後の研修で解消していきたい「モヤモヤ」をたくさん抱えたようです。

2日目には、まず国際理解教育・開発教育の手法の体験を兼ねて、さまざまなワークショップに参加しました。その後、パラグアイへ派遣された元JICA海外協力隊員の柳下知慧氏より、派遣当時のパラグアイ事情や活動、また帰国後に思うことについてお話を伺いました。午後には、本研修の経験や学びをもとに、児童・生徒たちにどんなことを考えてもらいたいのか、気づいてもらいたいのかを参加者同士で共有し合い、主体的で気づきの多い時間となったようです。

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海外移住資料館での見学の様子

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参加者同士での話し合いの様子

【事前研修を終えて】

3回に渡る事前研修を終え、チームビルディングや開発教育のワークショップ体験、過年度参加者からの情報共有等を通じて、参加者10名の海外研修に向けて準備が整ったようでした。海外研修では、実際にパラグアイを訪れ、今回の研修テーマである「多文化共生・移民」について学びを深める予定です。


※教師海外研修について
教師海外研修は、国際理解教育や開発教育に熱心に取り組んでいる小・中・高の教員の皆さんを対象に、開発途上国における国際協力の現場を実際に体感することを通じて、途上国の現状や日本との関係について考え、その経験をそれぞれの教育現場で、児童・生徒の皆さんに伝え広げていただくことを目的として実施しています。

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