気候変動対策に資する海外投融資4案件がThe Asset社のDeal of the Yearを受賞
掲載日:2023.09.01
イベント |
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イベント名:トリプルAサステナブルインフラストラクチャアワード2023(Triple A Sustainable Infrastructure Awards 2023)
日時:2023年8月21日
場所:シンガポール
世界銀行、アジア開発銀行、民間金融機関、インフラ関連事業者、コンサルティングサービス企業、弁護士事務所、調査機関、The Asset社、JICA(民間連携事業部海外投融資課)等
国際インフラ投資分野の情報誌を発行するThe Asset社が、2022年に融資契約を調印した案件の中からサステナブルインフラ投資として優れた案件を表彰するTriple A Sustainable Infrastructure Awardsが開催されました。同イベントは年に一度開催され、第8回となる今年、JICAの海外投融資案件4件が”Deal of the Year”を受賞しました。授賞式には海外投融資案件の形成を担当する部署から安村幸太課長が出席しました。
JICAの海外投融資事業では、インフラ・成長加速・SDGs達成に貢献する事業を対象分野としており、気候変動対策に資する事業拡大にも注力してきました。今回の受賞案件はいずれも気候変動対策に資する革新的な取り組みを後押しするもので、例えばウズベキスタン・ザラフシャン風力発電事業では、同国で初めてとなる民間事業者による大規模風力発電設備の建設・運営を支援します。これら受賞案件は、各分野・地域で後続する類似事業への民間投資の呼び水となることが期待されるとともに、今後の事業のモデルケースとしてサステナブルインフラ投資の加速にも貢献するものです。
また、今回の受賞案件は開発金融機関や民間金融機関等との協調融資により実施します。JICAは様々なパートナー機関とのさらなる連携を図りながら、今後もサステナブルファイナンスを拡大し、開発途上国における気候変動対策を含む持続可能な開発目標SGDsの達成に貢献していきます。
授賞式の様子(右から4人目が安村課長)
ベトナム・ニントゥアン省陸上風力発電事業
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