JICA新型コロナ対応ソーシャルボンド(2020年12月発行)

JICAは、新型コロナウイルスの感染拡大が開発途上国にもたらした健康危機や経済的影響からの早期回復を支援しています。また今回のパンデミック(全世界的流行)を経て一層浮き彫りとなった、開発途上国の脆弱な保健医療システムや公衆衛生環境の改善支援を強化しています。これらをふまえ、JICAは「JICA新型コロナ対応ソーシャルボンド」を2020年12月に発行予定です。本債券の主な特徴は下記をご覧ください。
なお本債券は、従来発行してきたJICA債同様、国際資本市場協会(International Capital Market Association:ICMA)「ソーシャルボンド」の特性に従った債券です。

JICA新型コロナ対応ソーシャルボンドの特徴

資金使途

以下に該当する新規・実施中の有償資金協力事業に充当予定です。

  1. 新型コロナウイルスを含む感染症対策支援(保健医療システムの整備、水・公衆衛生環境の改善支援)
  2. 新型コロナウイルスによる経済影響緩和支援(開発途上国の中小企業等に対する金融支援)

事業評価・選定プロセス

候補となる有償資金協力事業は全て、国際標準に基づく評価項目によって審査され、日本政府・外部専門家を交えた透明性のある評価プロセスを経て実施されています。それら事業のうち、上記「JICA新型コロナ対応ソーシャルボンド」の資金使途に該当する事業を選定しています。

資金管理

有償資金協力勘定に組み入れられ、会計検査院、監査人、監事による検査・監査がおこなわれます。

レポーティング

他の有償資金協力事業と同様に個別事業の事前評価・事後評価が行われます。加えて対象事業の資金充当後、別途「JICA新型コロナ対応ソーシャルボンド」インパクトレポートを公開予定です。