JICA研究所

JICA研究所について

組織概要、沿革

政府の機構改革の一環として、我が国開発援助において主に技術協力を担っていたJICA(独立行政法人国際協力機構)と、資金協力を担っていた JBIC(国際協力銀行)の海外経済協力部門が統合し、2008年10月1日をもって新生JICAが発足しました。その際、機構法の改正によって研究業務 は本来業務と位置付けられました。これを受け、研究機能を強化するため、それぞれの組織が有していた研究機能を統合し、JICA研究所が設立されました。
 
従来、JICAの調査研究事業は、国際協力総合研修所調査研究課(1984年創設、その後、調査研究グループに改組)を中心に、技術協力の活動事例分析、国別援助研究、分野課題別の事業戦略および援助手法の分析・検討を行っており、内部向けの実践的なシンクタンクとして、事業に直結する知識・スキルの 提供を目的としていました。
 
一方、国際協力銀行開発金融研究所の海外経済協力部門は、旧海外経済協力基金の調査開発部(1974年設置)から経済部(1988年設置)、開発援助研究所(1993年設立)の流れを引き継ぎ、国際協力銀行の調査・研究部門として、開発に関する国際潮流へ貢献すべく国際機関との共同研究に力を入れつつ、経済協力および開発援助理論に関する研究、開発途上国の開発課題に関する研究を蓄積・発信してきました。
 
今後、JICA研究所は、開発途上国が直面する開発課題の解決に向けて、開発援助機関としての比較優位を生かした政策志向の学術研究に力点を移します。そして、途上国政策担当者への発信および国際開発潮流への働き掛けを強化するため、国内外のネットワーキングによる研究交流を通じて、研究者と開発実務者の対話の場の創出に努め、国際的水準の研究の推進を目指します。これにより途上国の開発課題の解決と、それを支援する新JICA事業戦略への貢献を目指します。

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