多くの開発途上国では、経済発展、人口増加、都市化の進展等に伴い、生態系の攪乱、生物多様性の喪失、不十分な廃棄物管理、水質・大気汚染といった環境問題が、かつてないほど深刻化しています。同時に、気候変動をはじめとする地球規模の環境課題は、すべての国の安定と繁栄、さらには人間の安全保障に対して深刻な脅威をもたらしています。
このような背景のもと、本研究領域は、地球システムと調和して生きる持続可能な人間社会の実現に向けて、議論を喚起し、知見を提供するとともに、実践的な提案を行うことを目的としています。現在の主な研究テーマは、気候変動適応策を評価するための手法開発および、2030年以降の持続可能な開発アジェンダに向けたモニタリング枠組みの提案です。