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実施中プロジェクト

気候変動レジリエンス強化を目的とした自然資源管理における活動アプローチの方法論化

本研究プロジェクトは、自然環境保全分野で用いられている気候変動に対する「レジリエンス」の概念が、具体的にどのような方法によって現場レベルでの課題解決につながるのか、という点を明らかにすることを目的に実施している。気候変動に対するレジリエンス強化という文脈において、概念・活動・結果の間に存在すると考えられる因果関係を分析し、課題解決につながる現場での活動の方法論として理論化することが本研究プロジェクトの狙いである。具体的には、アジアおよびアフリカにおいて実施されている技術協力プロジェクトをケーススタディーの対象として、①気候変動レジリエンスを強化するための持続的自然資源管理の計画・実施と結果について、その関係をロジックとして体系立て、レジリエンス強化の方法論として提示すること、②プロジェクト実施国の政策的文脈において、提示された方法論がどのように位置づけられ、また気候変動政策目標の達成に貢献し得るのか検討し、具体的な政策提言策定を行うことを目指す。

研究領域
地球環境
研究期間
2022年09月15日 から 2026年03月31日
主査
久保　英之、 佐藤　一朗
関連地域
  • #アジア
  • #アフリカ
開発課題
  • #農業開発・農村開発
  • #自然環境保全
  • #気候変動対策

研究成果（出版物）