Joint Study by GIWPS and JICA: Gender and Disaster Risk Reduction

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2000年10月、女性と平和・安全保障を関連付けた国連安保理1325号が採択されました。同決議に基づき、加盟国は平和と安全保障のあらゆる段階でのジェンダー主流化及び女性の参画を促進することが求められます。日本政府は、同決議の実施のため2015年9月に「女性・平和・安全保障に関する行動計画」を策定しました。同行動計画においては、JICAは関連機関として位置づけられており、同行動計画の目標達成のためにJICAは積極的なジェンダー推進活動を実施することが期待されています。このような状況を踏まえ、JICAはジョージタウン大学女性・平和・安全保障研究所と協力し、平和構築と防災分野においてジェンダー主流化や女性の参画を促進していくための支援の在り方について、共同研究を進めてきました。
本共同研究の研究結果は、以下4本のポリシーペーパーとしてまとめ、2016年12月に東京で開催された国際女性会議WAW!2016のサイドイベントにて公表されています。

1. Case Study on the Philippines and Sri Lanka: Transforming Gender Relations in Disaster Risk Reduction
2. Case Study on Mindanao the Philippines: Women’s Participation and Leadership in Peacebuilding
3. Case Study on Afghanistan: Strengthening the Afghanistan National Police: Recruitment and Retention of Women officers
4. Case Study on Haiti: Making Disaster Risk Reduction Policies Inclusive

ジョージタウン大学女性・平和・安全保障研究所:
ジョージタウン大学女性・平和・安全保障研究所は、世界の平和や安全における女性の役割や経験について、最先端の調査研究や国際会議、他機関とのパートナーシップを通じて、分析・発信していくことを目的とした機関。同研究所の所長は、米国の初代国際女性問題担当大使であったメラニー・バービア氏。

発行年月
2016年12月
開発課題
  • #ジェンダーと開発