Financial Literacy and Financial Inclusion of Mongolian Migrants in Japan and their Families in Mongolia: Baseline Survey Report

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本調査報告書は、モンゴルから日本への移住者とモンゴルに残ったその家族を対象に、金融リテラシーに関するベースライン調査の主な結果を報告したものです。また、送金、金融リテラシー、金融包摂に関する分析に基づき、以下の政策提言も行っています。

（1）移住者とその家族の金融に関する知識を高める必要性がある。
（2）金融リテラシーを向上させる際には、男女差に配慮が求められる。
（3）モンゴルに残る家族と比較して、移住者の金融リテラシーが低く、金融包摂が進んでいないことから、出国前に受け入れ国の金融システムに関する金融リテラシーの研修を行うことは、移住者にメリットをもたらし得る。

このベースライン調査は、3フェーズの研究プロジェクトの第1フェーズにあたるものです。第2フェーズでは選ばれた移住者とその家族に金融リテラシーに関する研修を提供し、第3フェーズでそれらの研修が移住者の金融に関する意思決定、貯蓄、投資をどのように改善するか検証していきます。

※本調査はJSPS科研費 19K13713 “The impact of financial literacy on remittance decisions in transnational households: The case of Mongolian migrants in Japan” の助成を受けたものです。

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著者
村上　エネレルテ
発行年月
2021年6月
言語
英語
ページ
59ページ
関連地域
  • #アジア

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