Triangular Cooperation Mechanisms: A Comparative Study of Germany, Japan and the UK

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Triangular Cooperation Mechanisms: A Comparative Study of Germany, Japan and the UK

効果的な開発協力アプローチとして「三角協力」を重要とする認識が高まりつつある中、主要な二国間ドナーがどのように三角協力を計画、推進しているかについては、残念ながらいまだに情報が不足しているのが現状です。この知識のギャップを埋めるべく、経済開発協力機構(OECD)は2012年から2013年にかけ、各ドナーの三角協力の実態に関する調査報告書の作成を始めとした様々な活動に取り組んできました。その成果は、2013年5月に開催されたポルトガル、リスボンでのOECD開発援助委員会(DAC)による三角協力政策対話で議論されました。本レポートはそのフォローアップ活動の一つとして作成され、三角協力に関わっているDAC加盟国の仕組みを簡単に解説し、特に三角協力を積極的に活用している3カ国(ドイツ、日本、英国)を事例として取り上げ、計画、資金調達、予算編成に焦点を当てた比較分析を行ったものです。

このレポートは、日本の三角協力実施体制に焦点を当てたレポートと合せて、2014年4月にメキシコで開催された効果的な開発協力のためのグローバル・パートナーシップハイレベル会合でドナーや途上国政府等含む関係者に共有されました。

著者
本田 俊一郎、 坂井 美保子
発行年月
2014年4月
ページ
31ページ
研究領域
開発協力戦略