No.7 スティグマの軽減に向けた介入実証研究レビュー ~社会的弱者への援助の在り方を考える~

  • #開発協力文献レビュー

「スティグマ」とは、ハンディキャップなどの弱みを持つ個人に対して、周りの他者や社会集団が形成する負のイメージやレッテルで、当該個人が社会構成員として周囲から受容されることに負の影響を与える要因のことである。本開発援助(協力文献)レビューでは、HIV感染者へのスティグマを低減させるために実施された介入に関する48の実証研究を体系的にレビューした論文を、理論的枠組みを中心に要約した。

JICA研究所では、「開発協力大綱」で重点課題として示されている「質の高い成長」に関する研究を実施しています。この研究の中では、「質の高い成長」に関連したテーマをとりあげ、文献レビューを行っていますが、本レビューはその一環としてまとめられたものです。

連携案件(他機関との共同研究)
著者
大貫 真友子
発行年月
2016年7月