JICA緒方研究所

出版物

ワーキングペーパー

No.149 The Discourse of Japanese Development Assistance and the Scaling-up of Community-based Health Planning and Services (CHPS) in Ghana

本論文は、ガーナ政府のプライマリーヘルスケアの普及に関する国家戦略である駐在地域保健師による基本的保健医療サービス(Community-Based health Planning and Services: CHPS)への日本の貢献について分析したものである。

今後のCHPS戦略の展開に向けた政策を引き出し、そしてガーナアッパーウェスト州内でのCHPSのスケールアップにおける国際協力機構(JICA)の果たした役割を浮き彫りにする議論を展開している。JICAの狙いは、現場に即したより適切な監理が実施できる支援型監督指導(Facilitative Supervision)の適用を通じて、地域での医療制度の運用を改善・強化することを第一目的としたアッパーウェスト州における保健行政官の能力改善・強化であったことがこの分析において導き出されている。

また、ミシェル・フーコーの「行政管理」と「非政治」の概念を通じて、FSVアプローチを進めるにあたり、地域での医療サービス改善において国家の役割がより重要である点についても触れている。

ページの先頭へ