JICA国際協力出前講座(外国人講師) 申込みから講師紹介の流れ

JICA関西では、関西地域の大学の修士・博士課程で学ぶ留学生(長期研修員)の受入を実施しています。留学生は日本の大学院で、工学、農学、経営学、情報通信などの専門分野で学位を取得し、母国の開発を担う人材となるとともに、親日派・知日派となって日本との架け橋となる事が期待されています。

JICA国際協力出前講座では、関西圏に滞在中のJICA長期研修員を学校等への講師として紹介し、自国の国・文化紹介や各テーマに基づく講話などを行います。

ご関心のある方は、以下の手順に沿ってお申し込みください。

募集概要・スケジュール

募集対象:授業・セミナー等で研修員による出前講座を希望される学校・団体等

募集スケジュール

年間を通して申し込み受付けを行います。
ご興味・ご関心ある方はお気軽にお問い合わせください。

申込みから実施までの流れについて

1.申込み

依頼・申込書(日本語・英語両方)に必要事項をご記入の上、JICA関西開発教育支援(出前講座)担当宛にFAX・メール又は郵送にてお申込みください。

JICA関西から現地までの交通手段、当日のプログラム詳細が分かるもの、また、事前事後学習の予定や講座の位置付けがわかる年間計画などがあれば、併せてご提出をお願いします。

市民団体や学生団体等からのお申込みの際には、活動内容などがわかる定款などの提出を求める場合があります。

2.選考

応募多数の際には、次の観点から提出書類を審査し、決定します。選考結果は、JICA関西担当者から応募団体のご担当者様あてへ連絡します。
(1)プログラムの目的・学習のねらいが明確であること。
(2)開発教育・国際教育への取組みに継続性があること。

3.打合せ

講師が決定し次第、ご連絡します(実施日から1か月前が目安です)。直接講師に連絡を取り、ご希望の講演内容、細かい段取り、使用できる機材などに関して打合せを行ってください。
(打ち合わせはメール・電話・オンライン(ZOOM)などで行って下さい。オンラインでの実施方法にご不明な点がある場合はご相談下さい)

4.講座の実施(当日)

交流の際の司会進行・時間管理・通訳などは、交流団体側でお願いします。

5.報告書の提出

実施後、2週間以内にJICA関西規定の評価アンケートをご提出ください。

プログラムを企画する際のポイント・注意

  1. プログラムの企画及び実施は、依頼団体で行っていただきます。
  2. 学校等の場合は、授業交流を通じて児童・生徒のみなさんに学んでほしいことを明確にした上で、年間の授業計画の一環として企画することをお薦めします。
  3. 研修員は語学講師ではありません。講演を通じて学びたいテーマ、内容を明確にした上で内容を企画ください。
  4. 研修員の使用言語は英語です。相互理解を深めるため、通訳の準備をお願い致します。JICAは通訳手配はいたしかねます。
  5. 通訳を介すると講演時間は通訳分も必要となり、研修員の講演時間は実質半分となる事をご注意ください。
  6. 1回の授業における講師(研修員)の数は、1~3名を目安としています。また、実施日によってはご希望に沿えない場合もございますので、予めご了承ください。

費用について

講師の謝金・交通費につきましては、原則としてお申込み団体のご負担をお願いしています。
謝金については、学校や自治体における講師謝金単価基準がある場合は、そちらに基づきご相談ください。
単価基準がない場合は、目安としては一人当たり1時間4,600円(JICA規定に基づき算出、税込)です。

連絡先

公益社団法人青年海外協力協会JOCA大阪 JICA国際協力出前講座担当
〒566-0024 大阪府摂津市正雀本町1-20-7 第2文化
電話番号:(06)4860-7700
ファックス:(06)4860-7701
メール:jicaksic-ed1@jica.go.jp