帰国はある日突然に 西アフリカ・ベナンの盲学校の今

はじめまして。2018年7月10日からおおよそ1年9カ月間、ベナンに障害児者支援で派遣されておりました、外間優海と申します。私はベナンの経済首都であるコトヌー市セベヤ地区にある、セベヤ視覚障害者社会促進センターに配属されていました。この施設は、白杖を使用した歩行訓練を行う等リハビリテーション機能を有している他、学校(幼稚園、小学校、職業訓練校)も併設されています。幼稚園では障害の有無に関わらず、全ての子どもが一緒に生活していますが、小学校では視覚障害児のみが通い、全授業が点字を使って行われています。

ベナンの隊員が一時帰国した後、ほどなくしてベナン全土の学校が休校になりました。およそ1か月半後、ようやく学校は再開されましたが、小学校では6年生のみを登校させる、という措置を取っているそうです。今までのように全校生徒が通えるようになるのは、もう少し先になるようです。

帰国後は、現地の先生方やお世話になった方々とメールやSNSなどで連絡を取り合っています。

学校が本格的に始まったら、子どもの様子や授業の様子も知りたいなと思っています。

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図工の活動をしている写真です。

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子どもたちが現地音楽を練習しているところです。

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点字が書かれているブロックを使い、算数の授業を行っているところです。