「トライやる・ウィーク」中学生4名のスペシャルな5日間!

2022年11月18日

神戸市内の中学生4名が、11月7日から11日までの5日間、兵庫県下で行われている、地域に学ぶ中学生・体験活動週間「トライやる・ウィーク」の一環で、JICA関西にて職場体験活動を実施しました。JICA関西食堂の展示物作成、インタビュー業務、館内案内やフロント業務体験など多くの業務に取り組んでもらいました。参加した4名に最終日に書いてもらった5日間の感想の一部を抜粋してご紹介します。

中学生の感想

JICA関西を訪問した他校の生徒に対し、スタッフとして広報展示室や資料室を案内しました。

フロント業務について学んだ後、宿泊施設なども見学しました。

JICA関西を訪問した他校の生徒に対し、異文化理解の目的で、4名からセネガルの現地語であるウォロフ語で挨拶の文化を紹介してもらいました!「ナンガデフ?(元気ですか?)」「マンギフィレック!(元気です!)」

最終日にはJICA関西木村所長に活動報告を行い、それぞれの報告を聞いた所長からは「感動しました」とのコメントがありました。

最後にノベルティグッズをプレゼント。またJICA関西に遊びに来てくださいね!

JICA関西食堂1月のエスニック料理、「キューバ」について調べてもらいました。食堂入口に掲示しますので、ぜひご覧ください。力作です!

○「JICAに来られて本当に良かった。」なぜなら、5日間はとても大変で、正直5日目になるともうヘトヘトです。しかしいざ業務に取り組むとみなさん優しく色々なことを教えてくれたり、業務も一つ一つがとても楽しく、最終日には達成感を味わえました。
広報物は時間をかけて取り組み、他校の生徒3名と協力しながら作成して日々形になっていくことに心が動かされました。あの掲示物が飾られる日がとても楽しみです。

○この5日間、とても楽しく有意義に過ごせたと思います。中でも研修員の方と関われたことがとても印象的でした。自分からコミュニケーションを取ることが苦手な私も、英語で自己紹介することができ、すごく自信につながりました。今後もっと英語を勉強してたくさんの国籍の人と関われたら楽しいだろうなと感じたと共に、勉強するモチベーションにもつながりました。

○JICA関西の国際防災研修センター(DRLC)の担当者にインタビューした時に印象的だったのは、「日本のやり方をただ外国に教えて真似をしてもらうだけではダメで、たくさんの国のやり方を共有していく中で解決方法を見出す」ということです。それは自分にも置き換えることができると思いますし、共有していける仲間をもっと大切にしたいと感じました。

○私は毎朝JICA関西に来るたびに、清掃している方やフロントの方など、陰で支える人の大切さを感じました。社会はたくさんの人の支えで成り立っているということをすごく身近に感じることができました。

○作業内容は楽しいことだけではなく、すべてが新世界だったので迷ったり戸惑うこともありました。それでもみんなで協力して分担しながら取り組めたおかげで楽しく過ごせました。
JICAは本当に優しくて自由でメリハリのある、とてもいい職場だと感じました。廊下で会ったり帰宅するときにはいつも笑顔でどなたも挨拶を返してくださって、これがJICAの強みなんだと分かりました。

○JICA海外協力隊は自分には無縁だと思っていましたが、今回のトライやる・ウィークで興味を持ちました。私自身、最初は国際問題についてあまり意識をしていませんでしたが、最終日を迎えた今、どうしたら解決できるかを考える時間が以前より多くなりました。楽しく深く考えることができ、もっと深く学びたいという思いも出てきました。終わってしまうのは少し寂しいですが、思い出を忘れずに大切にしていきたいです。