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寄贈された本が、子どもたちの未来へ‐ブックドネーションキャンペーン‐

#4 質の高い教育をみんなに
SDGs

2026.02.06

JICA海外協力隊の北山と申します。現在、オロ州ポポンデッタにあるポポンデッタ小学校にて、小学校教師として活動しています。本稿では、ポポンデッタ小学校図書館の開設に向けて実施したブックドネーションキャンペーンの様子について報告します。


2025年11月から12月にかけて、ポポンデッタ小学校図書館の開設準備の一環として、ブックドネーションキャンペーンを実施しました。本キャンペーンの主な目的は、子どもたちが日常の学校生活の中で、より多くの本に触れ、読み、学ぶ機会を増やすために、蔵書数を確保することでした。


教育省でのドネーションボックス設置
パプアニューギニア政府教育省の協力のもと、庁舎内にドネーションボックスを設置し、すでに家で読まなくなった本の寄付を呼びかけました。
教育関係者を中心に、多くの方々から温かいご支援をいただきました。寄贈者の中には、「これらの本が子どもたちの学びに役立ってほしい」と話してくださる方もおり、皆さまのご厚意により、多くの書籍を集めることができました。

図書館オープンに向けた準備
寄贈された本はすべて、一冊一冊丁寧に確認・整理しました。内容やレベルごとに分類し、学校図書館で活用しやすい形に整えています。図書館の本棚に少しずつ本が並んでいく様子を見て、子どもたちが自由に本にアクセスし、読書を楽しめる環境を整えることの重要性を改めて感じました。

寄贈された本はすでにポポンデッタ小学校の児童たちによって活用されています。子どもたちが積極的に本を手に取り、楽しそうに読んでいる姿は、本キャンペーンの意義と、一冊一冊の本がもたらす大きな教育的効果を実感させてくれます。

今後に向けて今回のキャンペーンを通じて、多大なるご支援をいただき、心より感謝申し上げます。一方で、すべての児童のニーズに十分に応えるためには、蔵書数はまだ十分とは言えません。今後も本キャンペーンを継続し、より多くの個人や団体に関わっていただきながら、支援の輪をさらに広げていきたいと考えています。

一冊の本が、子どもにとって新しい世界への扉を開くことがあります。本キャンペーンにご協力くださったすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。ポポンデッタ小学校図書館が、子どもたちにとって「学び、想像し、成長できる場所」となるよう、今後も活動を続けていきます。

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