草の根技術協力事業の概要

草の根技術協力事業とは

草の根技術協力事業は、国際協力の意思のある日本のNGO/CSO、その他民間の団体、地方公共団体または大学が、開発途上国の住民を対象として、その地域の経済及び社会の開発または復興に協力することを目的として自己の利益に関わりなく行う国際協力活動です。
団体が有する技術、知見、経験を生かして提案する活動を、独立行政法人国際協力機構(以下、「JICA」という)が提案団体に業務委託してJICAと団体との協力関係のもとに実施する共同事業です(助成金とは異なります)
本事業はJICAが政府開発援助(ODA)の一環として行うものであり、その活動または成果報告等を通じ、広く日本の市民の国際協力への理解・参加を促す機会となることを期待しています。
また、本事業の提案団体が本事業を通じて培った経験を活用し、日本の地域社会が直面する課題解決や、地域の活性化にも役立つ取り組みを行うことも期待しています。

草の根技術協力事業の実施方法

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事業の実施にあたっては、JICAとNGO等(事業実施団体)との間で業務委託契約書を締結し、JICAがNGO等に事業を委託する形で実施します。
JICAが委託した業務の完了を確認したうえで、業務の報酬として契約金額をお支払いする制度であり、助成金や補助金とは性格が大きく異なる事業であることにご留意ください。
また、委託業務の進捗をJICAと提案団体の双方で確認させていただくため、契約に基づき所定の活動報告および事業評価並びに会計報告をお願いすることとなりますので、ご理解をお願いします。