NGOとの定期会合

NGO-JICA協議会

JICAは、NGOとの対話と連携を促進するため、NGO-JICA協議会を設置しています。対等なパートナーシップに基づき、より効果的な国際協力の実現と、国際協力への市民の理解と参加を促進するため、意見交換を行っています。協議会は年2回開催され、専門的・集中的な議論が必要な場合は分科会を設置しています。

NGO-JICA協議会は、2008年度に新JICAの設立とともに設けられましたが、旧JICAとNGOとの定期会合は1998年度、旧JBICとNGOとの定期会合は2001年度より開始しています。

NGOなど国内の様々な関係者と、幅広いネットワークを構築し、オール・ジャパンの英知と経験を結集して国際協力に取り組むことは、JICAが組織目標として掲げているものです。今後もJICAはNGOの方々のご協力と参加ならびにご提言をいただきつつ、国際協力を実践していくことが重要と考えています。

令和5年度(2023年度)

第2回

下記議題で協議が行われました。

第1回

下記議題での報告、提案が行われました。

令和4年度(2022年度)

第2回

下記議題での報告、提案が行われました。

第1回

下記議題での報告、提案が行われました。

令和3年度(2021年度)

第2回

下記議題での報告、提案が行われました。
(1)各地域におけるNGO-JICA連携実績、(2)JP-MIRAIの活動状況、(3)米国政府主催「民主主義のためのサミット」において発表された日本の取り組み詳細について、(4)「JICAが管理するODAの無償資金協力支払前資金にかかる改善策」によるNGO事業への影響について、(5)「JICA環境社会配慮ガイドライン」の改定プロセスとその結果について、(6)JICA債発行における新規石炭火力支援の是非に係る説明とJICAの資金調達リスクについて、(7)JICA寄附金活用事業の制度運用見直しについて、(8)NGO等提案型プログラムの今後について

第1回

下記議題での報告、提案が行われました。
(1)NGO-JICA協議会実施要領見直し、(2)栄養サミットに向けたJICAの取り組み、(3)アジアの民主化支援とJICAへの期待、(4)草の根技術協力事業制度改善、(5)NGOとJICAの連携による責任ある外国人材受け入れ・多文化共生の取組みの推進、(6)PSEAH・セーフガーディング・ジェンダー主流化の取組み、(7)環境社会配慮ガイドライン、(8)NGO研究会、NGOデータブック作成

令和2年度(2020年度)

第2回

下記議題での報告、提案が行われました。
(1)今年度NGO-JICA連携実績報告(地域協議会、NGO-JICA勉強会、EARTH CAMP)、(2)NGO-JICA協議会の次年度実施方針案、(3)ジェンダー主流化に向けた対話の場の設定案、(4)COVID-19:NGOの対応戦略調査(NGO研究会)概要、(5)外国人材受入支援・多文化共生の取組み報告、(6)草の根技術協力事業報告(経費実態調査、制度合理化)、(7)JICA基金活用事業国内拠点への移管、(8)NGOイベント報告(ワン・ワールド・フェスティバル for Youth、HAPIC)

第1回

協議の部では、(1)今年度のNJ協議会実施方針案、(2)コロナ緊急対応におけるNGOとJICAの連携、(3) ジェンダーの主流化、(4)JICAの寄附金事業を議論しました。
報告の部では、(1)NGO研究会:PSEA研究/COVID-19NGO調査、(2)NGO調査:NGOの人件費単価、(3)NGO活動情報共有、(4)JICA活動情報共有について、報告・共有がなされました。

令和元年度(2019年度)

第1回

協議の部では、(1)2019年度NGO-JICA協議会の実施方針(多様なアクターとの連携・裾野拡大等を目指した地域での協働の方向性・可能性)、(2)CSOを通じたODAのあり方について意見交換を実施しました。
報告の部では、(1)昨年度の分科会最終報告(草の根技術協力事業における質の向上)、(2)新規事業アイディア公募企画 JICA Innovation Questの紹介、(3)諸外国のPSEAの取組み・NGOセーフガーディングワーキンググループの取組み共有、(4)環境社会配慮ガイドラインレビュー調査パブリックコメント募集のお知らせ、(5)個別の取り組み状況・今後のスケジュール(草の根技術協力事業、NGO等活動支援事業)について、報告・共有がなされました。

平成30年度(2018年度)

第3回

協議の部では、本年度の年間テーマの(1)草の根技術協力案件の質の向上、(2)JICAボランティアとNGOとの連携促進、(3)国内連携強化について、達成状況の振り返りを行いました。
報告の部では、(1)草の根技協、(2)世界の人々のためのJICA基金、(3)社会環境ガイドラインレビュー調査の中間報告書案、(4)G20・C20、(5)NGOの集いの結果について、報告・共有がなされました。

第2回

協議の部では、本年度の年間テーマの(1)草の根技術協力案件の質の向上、(2)国内連携強化の2点が挙げられ、意見交換を行いました。
報告の部では、JICA基金、草の根技協(応募・開始状況、安全対策)、第3回韓日CSO円卓会議および第12回ソウルODA国際会議 参加について報告がなされると共に、G20・C20について情報の共有がありました。

第1回

協議の部では、本年度の年間テーマ案として(1)草の根技術協力案件の質の向上、(2)JICAボランティアとNGOとの連携促進、(3)国内連携強化の3点があげられ、意見交換を行いました。また、協議会開催回数を3回とし、議事録は要旨形式を継続することが合意されました。
報告の部では、JICAと地域ネットワークNGO協働アクションプラン、開発教育推進のためのNGOとJICA連携方策の進捗状況、JICA国内事業について(JICA内の国内連携促進に向けた動きや予算の状況、草の根技術協力事業の募集選考スケジュール、契約・精算・支払事務本部移管)等が報告されました。

平成29年度(2017年度)

第4回

協議の部では、年間テーマの「地方創生/地域活性化に向けた連携」について、全国のネットワーク型NGOとJICAの協働のためのアクションプラン案の重点項目として、(1)多様なアクターとの連携促進、(2)国際協力の担い手の育成と裾野拡大、(3)市民への働きかけとファンドレイジング、(4)NGOが活動しやすい政策環境づくりの4点があげられ、意見交換を行いました。また、欧州最大の国際協力会議であるBond会議参加報告に関して質疑応答がありました。
報告の部では、年間テーマの「草の根技術協力事業の案件の質の向上と裾野拡大」の取り組みの成果、ODA本体業務におけるNGO-JICAの連携強化・促進、SDGsゴール16を含むNGO政策環境に関する取り組み、JICAボランティアとNGOの連携促進等が報告されました。

第3回

協議の部では、今年度の年間テーマ「地方創生/地域活性化に向けた連携」と「草の根技術協力事業の案件の質の向上と裾野拡大」を取り上げました。
「地方創生/地域活性化に向けた連携」については、全国のネットワーク型NGO等が地域のNGO/NPOを対象に実施した「ネットワークNGOの役割とNGO・ODA連携に関するアンケート」の分析結果の報告を行うと共に、報告を踏まえた今後のNGO、JICA協働のためのアクションプラン作成に向けた意見交換を行いました。加えて、北海道で開催された第2回NGO-JICA協議会に参加したNGOによる学びの共有がなされました。
「草の根技術協力事業の案件の質の向上と裾野拡大」については、上記アンケートにおける草の根技術協力事業の裾野拡大に関する回答の報告を行うと共に、NGO間で実施した「草の根技術協力事業の質の向上に向けた意見交換会」の報告がなされました。加えて、JICAより草の根技術協力事業の裾野拡大に向けたこれまでの取り組みについて紹介があり、意見交換が行われました。
報告の部では、世界の人々のためのJICA基金の活用事業の募集について紹介されました。

第2回

今回協議会は北海道で開催されました。協議の部では、今年度の年間テーマ「地方創生/地域活性化に向けた連携について」に基づきRCE道央圏、滝川市から2つの事例が紹介され、多様なアクターの国際協力への巻き込みやネットワークNGOとJICAの協働体制について意見交換を行いました。また「草の根技術協力事業の案件の質の向上と裾野拡大に向けて」についてワークショップの実施報告とアンケートの中間報告がされました。
報告の部では、「環境社会配慮ガイドラインのレビュー調査方法案に関して」、「ODA本体業務参画におけるNGO-JICAの連携強化促進について」の2点について進捗の報告がありました。

第1回

協議の部では、今年度の年間テーマについて話し合われ、「草の根技術協力事業の案件の質向上と裾野拡大に向けて」と「地方創生/地域活性化」の枠組みの中で「NGOと多様なアクターの連携推進」と「ネットワークNGOの活用促進を通じた地域におけるNGO・JICAの協働体制」について、各テーマを結び付けつつ、通年で取り組むことが合意されました。
報告の部では、開発教育におけるNGO-JICAの連携強化促進、ODA本体業務参画におけるNGO-JICAの連携強化促進、環境社会配慮ガイドラインのレビューに向けたスケジュール、JICA環境社会配慮、質の向上についての報告、NGOの科学技術協力の活用、世界の人びとのためのJICA基金について報告されました。

過去のNGO-JICA協議会