世界から届いたお礼状

『ウガンダ/車いす』

この度は、当校へ車いすをご提供いただき、誠に有難うございます。学校職員・地域の方々共にとても喜んでいます。ウガンダでは自転車を改造した三輪車型の車いすが主流なので、日本のきれいで機能的な車いすにみんな驚いています。「こんな車いすは見たことない!」「他ではこんな車いすは手に入らない!」と、感激もひとしおでした。

これまでは障がいのために学校へ行くことのできなかった子供たちも、今回の車いすのご提供によりその機会を得ることができたことと思います。手続き等さまざまなご面倒をおかけして、遠いウガンダまで車いすをお送りいただきましたご厚意に拝謝しております。地域の方々に代わりまして、心より御礼申し上げます。

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『タンザニア/タンバリン』

この度は、「世界の笑顔のために」プログラムにおいてタンバリンを提供していただき、ありがとうございました。タンザニアでは、幼稚園でも勉強(スワヒリ語、英語、算数などの座学)が重要とされており、音楽、絵画制作が重要視されていません。教師も音楽などの重要性を頭で理解しながらも、シラバスを消化しなくてはいけませんし、中には自分たちが幼少時に経験していないことなので、どう教えていいか分からない教師もいるようです。

それでも、授業と授業の間に、伝統的な歌や口伝えで歌われている童謡を手拍子に合わせて歌っている姿も見られます。子どもたちもここぞとばかりに大きな声を出して歌います。やはり、歌が好き、音楽が楽しいというのは世界共通なのでしょう。

改めて、「世界の笑顔のために」プログラムに参画していただき、楽器を提供していただいたことを心より感謝いたします。ありがとうございました。

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『アルゼンチン/書道セット』

私はここアルゼンチンの日系社会で、高齢者福祉の活動をしています。アルゼンチンには約3万人の日系人がいますが、一世の数がだんだんと減っており、日本語や日本文化が徐々に失われつつあるのが現状です。

私の活動は福祉分野ですので、文化とは直接関係がありませんが、そうした文化や言葉を失いたくない、と考えている一世の高齢者と日本人として交流することも大切な仕事の一つです。

書道セットはアクティビティの一環として、これから月に一度ほど、書道クラブを行っていこうと考えています。高齢者の中には一世でも日本語を忘れつつあるかたもいらっしゃいます。しかし、見本を見せると、上手に漢字を書かれ、高齢者にとってこのような刺激は認知症を防ぐためにもとても大切なことです。今後、頂いたものを大切に高齢者の日々に役立てたいと思っております。みなさんも大変喜ばれていました。本当にありがとうございました。

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『サモア/伝統玩具』

この度は、Samoa Primary School(サモア小学校)に、日本の伝統玩具8個の寄贈をいただき、本当にありがとうございました。

ここサモアでは、7年生(小学校は8年生まであります。)の社会科で日本について学びます。日本の伝統文化についても非常に詳しく学習するのですが、今回寄贈していただいた玩具は、日本の昔ながらの遊びを紹介するのに大変役立つと思います。特に送っていただいた玩具の中で、万華鏡が子どもにも大人にも大人気でした。サモア小学校の学校長をはじめ全教員から心からのお礼をたくさんもらっています。(サモア語で「ありがとう」は、「Fa`afetaitele lave」(ファアフェタイ テレ ラバ)と言います。)ちなみに、先日発行された、学校のニュースレターにも玩具が日本から寄付されたことが紹介されていました。

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『南アフリカ/絵本』

昨年に引き続き今回も「世界の笑顔のために」プログラムにご協力頂きまして、ありがとうございました。

引渡しの式典を一通り終えた後に実際に子供たちの手に本が渡ると、昨年同様子供たちは目を輝かせながら絵本をめくっては友達と何かを話し、そしてこちらにも楽しげに話しかけてきていました。今回も英語をまだ学んでいない幼児たちが多数参加していたのですが、絵本をめくりながら楽しげに友達と話し合っている様子を見ると、昨年の寄贈も同様であった事が思い出され、いつどこでやっても子供たちの楽しげな反応が得られる事から、絵本に描かれている綺麗な絵には言語の壁を簡単に越えてしまう様な力があるのだと感じました。

南アフリカ共和国におきましては、この地域に限らず他の地域でも同じ様な問題を抱える場所が多く存在し、基礎教育に対する大切さは認識されつつも、なかなか思う様にことが進まないという様な事が多く見受けられるように感じています。

その様な中で今回の様な寄贈を頂けた事は、現地の人々にとって本当にありがたくそして現地の状況を変える大きな一歩だと私は確信しております。

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『ソロモン/ラケット』

近年、特に首都ホニアラでは急速な発展に伴い、たくさんの人たちが健康のため、レクリエーションやプロを目指して等、様々な目的、目標でスポーツに汗を流すようになってきています。しかし、場所や物資に関しましては、不足していたり、整備がなされていないことが多いのが現状です。また、こちらでスポーツの器具や用具を買うのは難しく、ほとんどの子供達には手の届かない物になってしまっています。そのため、興味があっても手を出せないでいる子供達もたくさんおります。今回寄贈していただいたラケットは、そういった子供達はもちろんのこと、この国のすべてのテニスプレーヤーに大いに役立つものと思います。

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『ベネズエラ/鍵盤ハーモニカ』

この度は、私たちの村の子どもたちへ鍵盤ハーモニカ5台をご提供いただきまして、本当にどうもありがとうございました。

私は、サンタ・クルス・デ・モーラ青少年交響楽団という子どもたちのためのオーケストラ教室で、ピアノクラスと音楽理論クラスを受けもっています。4歳から18歳の子どもたちが週に一度通ってきます。元気いっぱい時々いうことを聞かず先生たちを悩ませることもありますが、みんな音楽が大好きです。

ベネズエラには、学校で音楽の授業がないため、ほとんどの子どもたちは音名も鈴などの楽器名も知りません。各学校にピアノはなく、先生たちの多くは音楽の指導経験がありません。歌を歌うことはあっても、音楽やリズムに気を付けて上手に歌うというところまでは、指導できていないようです。

本当に全ての子どもたちが、音楽を学べるようになれたら…その機会を作りたく、私たちは鍵盤ハーモニカが欲しいと願い、「世界の笑顔のために」プロジェクトを通して要請を致しました。

現在、子どもたちは鍵盤ハーモニカという憧れの楽器に夢中です。みんな、【エリーゼのために】を弾きたいと言っています!子どもたちにはもちろん、学校の先生方へもレッスンをし続け、いつか自分たちだけで授業ができるようになってくれたらと願っています。寄付を本当にどうもありがとうございました。大切に使い続けます。

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