~シリアと日本を繋ぎたい~ JICA東京の長期研修員と交流会を行いました!

日本が大好きという長期研修員のアナスさんに、母国シリアや日本での経験を教えていただきました!

2022年6月21日

シリアからの留学生のアナスさんと交流

JICAでは、日本の大学院に進学する長期研修員を受け入れています。
今回は、中東・西アジアのシリアから創価大学大学院工学研究科に留学中のアナスさんをお招きし、JICAのスタッフに向けて大変流暢な日本語で、母国シリアのことや大学院での研究内容、日本での暮らしについて教えていただきました。

世界で一番猫が好き!というアナスさん。中には大学で出会った猫とのツーショットも!

まずは、シリアについて。シリアの歴史からカラフルな民族衣装、数々の美味しそうな郷土料理に、魅力的な世界遺産までたっぷりと紹介いただきました。今すぐシリアに行ってみたくなってしまうような写真を、たくさん見せていただきました。
次に、日本の大学での研究活動についてお話いただきました。ホテイアオイという植物を使った持続可能なリサイクルシステムの構築についての研究は大変興味深く、苦労しながらも楽しんで、研究に精力的に打ち込まれている姿に、刺激を受けました。
加えて、旅行やキャンパスライフなどの日本での経験についても紹介いただきました。研究以外にも、パーティーを開いてお手製のシリア料理をふるまわれていたり、日本で一番好きな場所だという小豆島に滞在したりと、充実した留学生活を送られていることがよく分かりました。

創価大学工学研究科での研究内容について説明するアナスさん

アナスさんの発表から、日本が大好きで、今も将来も「日本とシリアを繋ぎたい」という強い気持ちを持っていることが伝わってきました。発表後、参加者からは多くの質問と、シリアへ思いを馳せるコメントが寄せられました。日本語上達のコツを問う質問に対しては、留学前から日本シリア友好協会に参加し、日本語や日本文化に長く親しみを持たれていたことを教えてくださいました。アナスさんのあたたかいお人柄に感動し、私たちのシリアへの関心がますます高まりました。